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子供!?自分の命!? 『余命』の究極の選択を松雪が語る

2009年2月6日 MovieWalker
一児の母でもある松雪泰子が溢れる母性を体現

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一児の母でもある松雪泰子が溢れる母性を体現

谷村志穂の同名小説を『手紙』(06)の生野慈朗監督が映画化した『余命』(2/7公開)。本作に主演している松雪泰子が、命と向き合った撮影を振り返った。

松下泰子が演じる外科医の雫は、結婚10年目にして新たな命を授かる。ところがほどなく乳がんも再発。治療か、出産か、究極の選択に迫られることとなる。

雫の選択が「衝撃的だった」と話す松雪は撮影中、「なぜ彼女がそういう選択をしたのかを深く考えた」とのこと。自身も子を持つひとりの母親としていろいろ感じるところがあったようだ。

「私も子どもを育てていますので、こんな大切な存在を置いてはとても逝けないなと個人的に思いました。ただ彼女は医者という立場で、瞬時に自分の状態を判断できてしまうから、芽生えた新しい命を残していきたいと考える。周囲に打ち明ければ止められるのも知っているから、誰にも言えなかったんでしょう。その繊細な感情の移り変わりを丁寧に表現することを心がけた撮影でした」

雫をサポートする夫、良介役の椎名桔平とは、今回初共演。10年連れ添った夫婦の空気感を出すため、撮影中はコミュニケーションを密にし、たわいもない会話や相談を重ねていったそう。

「椎名さんは、役の表現の可能性とイマジネーションをたくさん持った方で、それをどう表現するかいつも真摯に考えてらっしゃる。役の向き合い方も含めてリスペクトできるところがたくさんありました」

撮影前には検診を受け、撮影中はずっと役と寄り添っていたという松雪は、「子どもと過ごした時間は短かったけど、時間や言葉は関係なく愛はちゃんと伝わるものなんだと、そう感じるようになりました」と変化した心境を口にした。

「日々こうやって過ごす日常の時間が、いかに幸せな状況かを深く感じるようになりました。あらゆる人への感謝の気持ちが強くなりましたし、家族の存在をより大きく感じるようになりました。今“生きる”ことを全うして人生を楽しむことがいちばん大事なんだと思います」【MovieWalker/大西愛】

余命

「余命」

人気作家・谷村志穂の同名小説を、松雪泰子主演で映画化したドラマ。妊娠の喜びもつかの間、乳ガンの再発で究極の決断を迫られた女性の姿を感動的かつ重厚な筆致…

(公開日:2009年2月7日(土))

作品詳細はこちら

一児の母でもある松雪泰子が溢れる母性を体現
柔和な表情の松雪泰子

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