現在の場所:Walkerplusトップ > ニューストップ > 生活 > ラムネはなぜビー玉で栓をされてるの?

ラムネはなぜビー玉で栓をされてるの?

2009年2月17日 東京ウォーカー
そもそもラムネとは“ビー玉入りビンに入っているもの”だそう。なるほど〜

拡大写真

そもそもラムネとは“ビー玉入りビンに入っているもの”だそう。なるほど〜

幼い頃、ラムネを不思議な気持ちでながめたことはなかっただろうか。なぜ不思議な形をしているのか、カラカラ鳴るビー玉はなぜ入っているのか、そしてなぜ取り出せないのか。缶が主流だった記者の子供時代にとって、ビー玉で栓をされたビン入りのラムネは特異な存在であり、また魅力的な飲み物でもあった。そこで、そんな幼い頃の疑問“ラムネはどうしてビー玉で栓をされているのか”を調査してみた。

話を聞いたのは全国清涼飲料協同組合連合会。まず、ラムネの歴史を教えてもらった。

「ラムネは今から150年前、イギリスで考案されました。幕末、ペリーが来航したときに、船上で日本の役人に振舞われたと言われているんですよ」

なるほど。かなり古い歴史のよう。その頃からビー玉で栓をしていたのでしょうか。

「いえ、ビー玉で栓をするようになったのは明治5年からで、それまではコルクで栓をしていました」

えっ!? 伝わった当時はビー玉で栓はされていなかったという事ですか?

「そうです。その後、コルクは時間がたつと炭酸が抜け不向きなことから、密閉でき炭酸の抜けないビー玉栓が誕生したのです」

それはびっくり。では実際にラムネはどうやってビー玉で栓をされているのか。同会が主催する「充填お試し会」に、潜入した。

主役は1本の機械。レバーのついた機械に、ビー玉入りのビンをはさんで固定します。ちなみにラムネは、シロップと炭酸を別々に入れるのが一般的だそう。知らなかった…。

固定されたビンに、炭酸を入れ、いっぱいになったところでレバーをまわして上下逆に。そうすると気圧差の関係でビー玉は口の部分に吸い付き、押してもとれないかたい栓になるという仕組み。よく考えられてますねぇ〜。

「そうでしょう?でも、イギリスで考案されたこのビー玉栓を日本が初めて国産化できるようになった明治25年、奇しくもアメリカでは“王冠”と呼ばれる栓が誕生したんです」

今でもビンビールなどに使われているあの栓ですね。せっかく生まれたビー玉栓の天下は長くは続かなかったと。

「はい。生産性・密閉性の高い王冠が主流となり、ビー玉栓は世界的になくなりました。今、ビー玉で栓をした飲み物を作っているのは、日本とインドだけと言われているんです」

ビン飲料の歴史に名を残し、廃れそうになりながらも日本ではしっかりと残っているんですね。

「夏に合うビー玉のカラカラする音や、栓を押して開ける手間など、日本人の好む何かがラムネにはあるのかもしれません」

工業の発展で廃れるはずだったビー玉栓。守られ、奇跡的に残った昔なつかしいラムネがこれからも続いていくよう、祈りたい。ラムネの明るい未来を願って、ラムネでかんぱ〜い!【東京ウォーカー/白石知沙】

そもそもラムネとは“ビー玉入りビンに入っているもの”だそう。なるほど〜
必見!これが当時のラムネ充填機だ
シロップと炭酸を入れ…
いっぱいになったところでひっくり返す
逆さにすると、ビー玉で栓ができるという仕組みだ
ビー玉をポンと抜いて飲むのがおいしい
一般の方も体験。関東初登場の機械に、みんな興味シンシン

ソーシャルブックマークへ登録:

東京ウォーカー

関連リンク

注目の情報

PR

おすすめ情報

特集

2012バレンタイン特集

2012バレンタイン特集

バレンタインデーの2月14日のまであと数日。気になるチョコ情報を直前まで追いかけます!

東京スカイツリー特集

東京スカイツリー特集

5月22日にグランドオープンする東京スカイツリー。東京新名所の情報を今からチェック!

第84回アカデミー賞ノミネート

第84回アカデミー賞ノミネート

第84回アカデミー賞ノミネーションが発表に。発表直前・直後の最新記事を総ざらい!

2012年初春の注目スイーツ

2012年初春の注目スイーツ

この冬注目のスイーツを特集。バレンタインデーもターゲットにした商品が続々登場です!

第69回ゴールデングローブ賞

第69回ゴールデングローブ賞

第69回ゴールデングローブ賞のノミネート&受賞作品が決定!

2012年・辰年&おみくじ特集

2012年・辰年&おみくじ特集

2012年が始まりました! 今年の干支である辰に関する話題や、初詣のおみくじを特集!

もっと見る

PR

「生活」お役立ち情報

現在の場所:Walkerplusトップ > ニューストップ > 生活 > ラムネはなぜビー玉で栓をされてるの?