邦画増え、洋画減る、進むデジタル対応…映連が2009年映画産業統計を発表
社団法人日本映画製作者連盟(以下映連)の新年記者発表会が、28日に銀座にて開催され、2009年の日本映画産業統計が発表された。
2009年に公開された映画は、邦画448作、洋画314作の計762作。前年と比べると、邦画が増え、洋画が減り、全体でも減少した(前年:邦画418作、洋画388作、計806作)。
興行収入は、全体で2060億3500万円で史上第2位(1位は2004年の2100億)、邦画は1173億900万円と過去最高の数字を記録した。興収10億円を超えた作品は、邦画は前年より6作品増えて34作品。洋画は前年より1作品減って23作品。入場人員は、1億6929万人(前年比105.5%)だった。
また、スクリーン数は、合計3396スクリーン(前年3359スクリーン)と微増。昨年までは100スクリーン以上の増加が続いてきたが、シネコンの新規オープンがピークを過ぎ一通り落ち着いた。デジタル上映機器を備えているのは440スクリーンで、このうち3D上映が可能なものは351スクリーン。3D映画の増加傾向から、3D対応スクリーンが増えていくと映連は予測した。制作面でもデジタル対応のスタジオ建設が進んでおり、配給の東宝は9月に、東映は5月末〜6月頭に完成する予定だ。
ここのところ邦画の勢いが強いが、今後海外から3D映画が本格的に増えていく中で、洋画がどのくらい巻き返すのか。単純な“邦画vs洋画”の構図ではなく、映画業界全体として活性化させていくことが課題となっている。【Movie Walker/堀田正幸】
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