全裸シーンの撮影は緊張した! 岡田将生が『アントキノイノチ』撮影時の裏話を暴露
複雑な過去を持つ若者たちの心の再生を描いた、さだまさしによる同名小説の映画化作品『アントキノイノチ』(11月19日公開)。10月24日、本作のトークイベントが東京ミッドタウン・キャノピースクエアで実施され、岡田将生、榮倉奈々、原田泰造らキャスト陣と瀬々敬久監督が登壇。開催中の第24回東京国際映画祭で本作が特別上映されることも含めて、それぞれが作品に込めた熱い思いを語ってくれた。
本作は、高校時代のとある事件がきっかけで心を閉ざしてしまった青年が、遺品整理業者で働き始めたことをきっかけに、生きることの意味や命の尊さに気づいていく姿を、温かいタッチで映し出した人間ドラマだ。劇中でナイーブな主人公・永島杏平を演じた岡田は、撮影時に苦労したエピソードについて聞かれ、「初日に山登りのシーンがあったんですけど、たどり着くまで徒歩で1時間もかかるような、すごく険しい場所がロケ地だったので、いきなり体力を使い切った状態からのクランクインになったのが印象的でした」とコメント。さらに「映画の冒頭で、僕が屋根の上に全裸で立っているシーンがあるんですけど、あそこは撮影中、めちゃくちゃ恥ずかしかったですね。住宅街のど真ん中だったので、歩いている人みんなに見られて。思い返しただけでも恥ずかしい(笑)」と語ると、瀬々監督が「チャーミングで可愛いお尻だったよ。劇中で一番の名シーンになるんじゃない?」と返し、会場は爆笑に包まれた。
続いて、杏平と同じ職場で働く、心に傷を負ったヒロイン・久保田ゆきを演じた榮倉は、「生きることに罪悪感を覚えながらも、精一杯、支え合って生きていく杏平とゆきの姿が印象的ですね。私はその中でも、ふたりが無言でバスに乗るシーンがお気に入りです。セリフは一言もないけど、目を合わせるだけで心が通じ合っていることがわかる、とても素敵なシーンになっています」と、お気に入りのシーンについて話してくれた。また、杏平とゆきを温かく見守る先輩社員・佐相を演じた原田は、本作に出演するにあたり、実際に遺品整理業者で仕事を経験したそうで、「最初はかなり面食らいましたが、数をこなすうちにだんだんと慣れてきました。そのうち遺品を通して、亡くなられた方の人となりがわかるようになってきたので、改めて『すごい仕事だな』と痛感できました」と、経験者ならではの意見を聞かせてくれた。
命という重たいテーマを扱いながらも、見終わる頃には爽やかな感動を与えてくれる注目作『アントキノイノチ』。本編鑑賞時はキャスト陣のコメントを思い出しながら見ることで、さらなる感動を味わうことができるだろう。【六壁露伴/Movie Walker】
「アントキノイノチ」
『ヘヴンズ ストーリー』でベルリン国際映画祭2冠を獲得した瀬々敬久監督が、さだまさし原作の同名小説を映画化。遺品整理の仕事を通して自らの過去と向き合う…
(公開日:2011年11月19日(土))
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