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移住者を受け入れ、支える地域のコミュニティがある!秋田の移住サポート事例を紹介

2017年3月3日 14時02分 配信

移住者にとって「見知らぬ土地に溶け込めるだろうか」という不安は切っても切れないもの。多くの場合、その不安は次第に解消されて新しい土地での生活が徐々に回り出していく。その際に、移住者の大きな支えになるのが地域コミュニティという存在だ。ご近所さんや町内会のような集まりをベースにして住民同士が交流する地域コミュニティは、移住者のサポートという役割も担っている。秋田県の地域コミュニティによるサポートの事例を見てみよう。

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「地域力ワークスやまもり」(以下やまもり)は秋田県湯沢市にある一般社団法人。近隣地域の子供会や親子会への体験交流プログラムや、地域外からの来訪者に田舎体験の時間を提供し、“ご近所の寄り合い”よりも大きなスケール感で地域活性化に取り組んでいる。もちろん、ベースにあるのは“ご近所の寄り合い”と同じく、住民同士の交流や支え合いの考え方だ。やまもりの拠点となるのは旧湯ノ岱小学校校庭内の、合宿所として利用していた建物。一部改装して様々な人が集まることができるコミュニティスペースも運営している。

佐々木秀治さんは定年退職後に出身地の湯沢市へ東京から移住してきた。築炉工職人としての腕を活かして、やまもりの活動に参加。築炉工とは、石やレンガなどで炉や窯を作る専門家のこと。やまもりではファミリー層の交流イベントとしてピザ焼き体験を実施しているが、そこで使用されるピザ窯を佐々木さんが手掛けたのだ。

地域住人の7割が温泉付きの自宅を所持する湯沢市秋ノ宮エリアで、念願の温泉付きの自宅を手に入れ、12年目の生活に入った佐々木さんだが、移住当初は「地元に溶け込むためにはどうしたらいいか」を考えたという。

「できるだけ女房と散歩に出かけて、会う人みんなに『おはようございます』とあいさつする。これをとにかく繰り返しました。あるいは家の前にある田んぼで農作業をしている人にお茶を入れてあげたり。そうやって過ごしているうちに、だんだんと顔見知りになって『いっしょに山菜採りに行こうか』『お祭りに顔出すか』と、地元の人に声をかけてもらえるようになったんです」

やってきたばかりの移住者にとって、相談に乗ってくれる人、いろいろな場所や行事に誘ってくれる人、ほかの住民に自分を紹介してくれる人、そういう地元の人を見つけることが大事だと佐々木さんは自身の体験を振り返る。

佐々木さんが移住した頃は、やまもりはまだ活動前で、地元の地域コミュニティもなかったという。

「やまもりのような活動があると移住者は格段に溶け込みやすいと思います。ピザ焼き体験やバーベキューなど、地元住民と移住者が交流できるきっかけが今はたくさんありますから」

佐々木さんは移住体験ツアーなどで、地元に馴染むコツや地元の暮らしぶりなどを、自身の経験を基にツアー参加者にアドバイスもしている。

「やまもりで行っているイベントなどを最大限に活用して、地元の人たちと話してみることが溶け込む近道です」

地域活性化の活動を続けるやまもりでは、地域の温泉付き空き家の情報をPRするなど、地域の魅力を様々な角度から発信している。今後も様々な取り組みをしながら「秋田らしさ」や「期待する秋田の時間」を伝えていけるよう、活動を続けていく。

秋田県鹿角市では、地域おこし協力隊として移住した4名が「移住コンシェルジュ」として移住者の相談窓口の役割を担っている。

その一人、松村託磨さんは夫婦で大阪から移住してきた。

「地域に溶け込めるかなという不安を抱く人も多いと思うんですが、僕自身は秋田に来て『よそ者扱いされる』というよりも『受け入れてもらえる』というのが実感です。ほかの土地からやってきた移住者のことを、秋田の人はすごく気にかけてくれると感じます」

大都会では近所付き合いが希薄、というのはよく言われることだが、松村さんも以前住んでいた大阪ではご近所さんのことをほとんど知らなかったという。

「都会で暮らしていると当たり前になってしまうんですが、隣に住んでいる人でさえ朝のあいさつをする程度。でも秋田では、たとえ世代が離れていても、歳の離れた友人のようなお付き合いができる。僕にとっては初めての体験でした」

鹿角市では「かづのclassy」という移住者のためのNPO法人が3月から本格的に活動をスタートさせる。活動のベースとなるのは、松村さんたちが取り組んでいる移住者向けのサポートと、移住者同士の交流ネットワークだ。

「今でも、地域住民と移住者、あるいは移住者同士の交流の場は、探せばいくらでもあるんです。でも、それぞれが繋がりを持ったり、情報共有したり、という点ではまだまだこれから。『かづのclassy』ではそういう部分を強くしていけたらと考えています」

佐々木さんも松村さんも、今では移住者を受け入れる側としてサポート活動に取り組んでいる。彼らが日々育んでいる地域コミュニティは、移住者の良き理解者であり、地元住民と移住者の架け橋となる存在だ。

移住先を選ぶにあたって、転職や住環境など検討すべき要素はいくつもあるが、「頼れる地域コミュニティがあるかどうか」という点も大きなポイントになる。

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  • 地域力worksやまもりが主催した、地元高校生と都内大学生との交流の様子。廃校跡地で、自称“県内最長”の流しそうめん体験
  • ピザ窯を製作する佐々木秀治さん
  • 完成したピザ窯。お試し移住体験ツアーなどで活用している
  • 大阪から移住し、秋田県・鹿角市の地域おこし協力隊として活動する松村さん夫妻
  • 松村さんは地域おこし協力隊として活動

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