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『キングコング』監督と樋口真嗣が大盛り上がり!宮崎アニメ&エヴァとのつながりを明かす

MovieWalker 2017年2月7日 18時30分 配信

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アドベンチャー映画『キングコング:髑髏島の巨神』(3月25日公開)の来日フッテージ&プレゼンテーションが2月7日に新宿ピカデリーで開催され、ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が登壇。ゲストとして迎えられた『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督とオタクトークに花を咲かせた。

本作は、謎の島・髑髏島(ドクロトウ)に潜入した調査遠征隊が目にするキングコングの姿や島の秘密を描くアドベンチャー大作。ロバーツ監督は「日本が大好き。焼酎も大好き。日本のゲームやアニメ、マンガを見て育った。DNAの一部になっている」と自身のルーツについて日本への愛を込めて語った。

31.6メートルもの巨大コングが登場するが、「『ゴジラと戦わせたいから大きくしたんでしょ』と言われるけれど、そういうわけではないんだ」と口火を切り、「人間が見上げた時に『これは神だ』と思わせるサイズ感を意識して作った。獣や猿、巨大ゴリラではなく、神だと思わせるサイズにしている」と神秘的な存在として描きたかったと言う。

キングコング以外にも巨大クリーチャーが続々とお目見えする。ロバーツ監督は「宮崎駿作品に出てくるようなもの」と宮崎駿からの影響を告白。「精神性があって美しくて、それでいてパワフルで重みがあって、恐ろしい。そういったいろいろな要素が詰まったものにしたかった」。さらには「『エヴァンゲリオン』の使徒や『千と千尋の神隠し』のカオナシを彷彿とさせるものもある」と日本のアニメから刺激を受けたモンスターが見られると話す。

1970年代を舞台に爆弾やヘリが飛び交う中、モンスターが現れる本作。フッテージ上映を観た樋口監督は「怪獣好きとして来ました。予想に違わぬ、この『地獄の黙示録』っぷり!僕らの世代は怪獣映画を卒業したら『地獄の黙示録』という世代。大好物だけでできている。楽しみでならない」とロバーツ監督の描く世界観にシンパシーを感じて興奮しきり。

続けて樋口監督が「いろいろなキングコングがあっていいなと思う。昔の人形アニメのキングコングっぽいプロポーション」と絶賛すると、ロバーツ監督も『シン・ゴジラ』について「大傑作」と熱弁。「官僚主義、体制のアホらしさにモンスターの要素が入ってくる。今作られるべきゴジラで、監督の声とエネルギーが感じられる映画だった」と話すなど、お互いの作品にエールを贈り合っていた。【取材・文/成田おり枝】

キングコング:髑髏島の巨神

3月25日(土) 公開

モンスター映画の人気キャラクター、キングコングと巨大生物が登場し、彼らに襲われた人間たちのサバイバル劇を描くアドベンチャー。31.6mという歴代シリー...

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