広末らが『ゼロの焦点』で登壇。中谷は貧血で途中退場!

広末涼子(左)、中谷美紀は本作への満足度の高さを語った
  • 広末涼子(左)、中谷美紀は本作への満足度の高さを語った

広末涼子、中谷美紀、木村多江を迎え、ミステリー界の巨匠・松本清張の傑作小説を映画化した『ゼロの焦点』(11月14日 公開)。本作が10月22日に東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、舞台挨拶に広末涼子、中谷美紀、黒田福美、野間口徹、犬童一心監督が登壇。途中、中谷美紀が貧血で退場するというハプニングがあったが、舞台挨拶は大いに盛り上がりを見せた。

2009年で生誕100周年を迎えた松本清張だが、中でも本作は不朽の名作と言われる社会派ミステリーだ。登壇したゲスト陣は、映画の仕上がりにご満悦のようで、広末も興奮気味にこう挨拶した。「どうしても自分が役者として参加すると映画を客観視するのはすごく難しく、自分の粗探しになってしまうけど、本当に今回の作品はお客さんとしても楽しませていただけて、自分が出ていたことも忘れるくらい、物語に引き込まれました!」

さらに広末は本作に懸けた思いをこう語った。「サスペンスやミステリーにかかわるのも、戦後まもなくの昭和30年代を演じるのも初めて。お勉強しないといけないこともたくさんあり、その上、成長作品ってことでプレッシャーもありました。初日は現場からお家に帰りたいと思ったくらいでしたが、完成したクオリティーの高さに驚いて、魅了されました。そして、まだまだ女優を続けたいと思いました!」

中谷美紀も「犬童監督という女性の目線に極めて近い監督の下、素晴らしいキャストの方々とひとつの作品を作ることができました。衣装や女性の心情とか、すべてのことに興味を示していただき、同じ目線でお話をしてくださる監督でした」と目を輝かせて本作をアピール。

ところが、もう一度中谷のところにマイクが回ってきた時、ある異変が! 「非常にハードな現場だったんですが、犬童監督は本当に現場を愛していらして…」と、ここまで話し始めた途端に「ちょっと、今貧血気味で、さっきから体調が悪くて倒れそうなんです……」と力のない声で体調不良を告白。「ごめんなさい。せっかくなのに。プロとしてあるまじき……」と、観客に気を遣いながら、青い顔で退場。だ、大丈夫だったのか!?

その後、急遽中谷抜きでフォトセッションに。最後は広末が「一瞬もまばたきする時間もないほど、見逃せない作品になってます」と締めくくって舞台挨拶は終了した。

そんなハプニングはあったが、映画の完成度の高さは十分アピールできたに違いない。犬童監督も「松本清張は日本人にとっては巨人のような作家。先生が生きていて、観ていただいても遜色のない作品を作りたいと思って最後までこだわりました」と自身の手応えを観客に訴えた。ぜひ、大画面で広末らの大熱演をその目で確かめてみてほしい。【Movie Walker/山崎伸子】

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