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「本物の涙流した」ウォーキング・デッドのユージーン役俳優にインタビュー!

MovieWalker 2017年2月20日 18時01分 配信

2月13日よりdTVにて、シーズン7後半の配信がスタートした大ヒット海外ドラマ「ウォーキング・デッド」。今回は、来日したユージーン役の俳優、ジョシュ・マクダーミットにインタビューする機会を得たので、改めて本作の面白さの理由に迫ってみた。

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濃密な人間ドラマのみならず、本格的なゾンビの造形など、さまざまな部分がクローズアップされる「ウォーキング・デッド」。「ジョシュ自身が感心する部分はどんなところ?」と聞いてみると、ジョシュは「I Don't Know…。う~ん、正直分からないんだ…」と悩んでいる様子。

「『ウォーキング・デッド』の“スゴさ”について語っていこともあるんだけど、答えが見つからないんだよ。でも、人々はこれを見たとき、自分だったらグレンタイプだなとか、ダリルタイプだなとか考えると思うんだよね。実際の世界も終わりが近づいているかもしれないんだけど、じゃあ自分だったらそのとき誰になるのか、というのを考えることができるのはこのドラマの面白いところなんじゃないかと思う」と分析し、「撮影現場はすごくいい空気で、みんなでいいたいことはいい合って作っているし、こうした方がいいんじゃないかというファンの声も含めて、それを表現していけているところも面白いところだね」と、本作の面白さについて語ってくれた。

続いて、「自身の役柄の中で、面白いと思うところはどこ?」と聞いてみると、「彼のキャラクターの中で面白いと思うのは、『もし世界が終わったら』というシチュエーションがあった場合の、いろんな人々のことが詰め込まれて表現されているところ。怖がっている人だったり、戦っている人だったり。あと、彼がもう一つ面白いなと思うところは、彼は表面に気持ちを出すようなタイプではなくて、いろいろなことを自分の内側で考えているところ。演じる際は、そういった苦悩を表現していければと思っているよ」とのことだ。

残酷な描写も多い本作だが、「これまでで撮影が1番過酷だったシーンは?」の質問には「グレン(スティーヴン・ユァン)とエイブラハム(マイケル・カドリッツ)と演じた最後のシーンだね。シーズン6の最後からシーズン7の最初のシーン。雪が降ってもおかしくないような-6°という気温の中、午後6時から朝6時という長い時間、ひと晩中、膝立ちで撮影で。仲間を失うシーンだったので、気持ちの面でも大変だったね。身体的にも精神的にも、本当にとても過酷だった。僕の涙は演技ではなく、本物の涙で、膝が痛過ぎて早く撮影が終わってほしい、という気持ちで泣いてたんだ(笑)」。

SNSなどで見る限り、役者陣とは良い関係を築いているようだが、撮影の合間は仲間とどう過ごしているのだろうか?「みんなとはとても良い友情関係を築けて、楽しく過ごせている。撮影で移動も多いんだけど、合間を縫ってディナーを一緒にしたり、ゲームをしたりと、楽しい時間を過ごしているよ」とジョシュ。「特に仲良く過ごしているのは?」と聞いてみると「エイブラハム(笑)。その質問、ありがとう!」と笑顔を見せ、「彼は、自分が生きる術を見つけるための重要なパートナーだった。いまでも、毎日話したりしていて仲がいいんだよ。他は、マギー(ローレン・コーハン)やロジータ(クリスチャン・セラトス)とよく過ごしているね。撮影の場所がみんな違ったりするんだけど、この2人は比較的近くに住んでいるので、よく一緒に過ごしているよ」と、メンバーとは、プライベートでも仲良くしていることを教えてくれた。

では、長い時間共演していて印象が変わったキャストはいるのだろうか?「ロジータだね。彼女は最初の撮影現場で、服装をきっちり決めてきて、メイクもバッチリで、『私は女の子よ』って感じだった。苦手な虫がいると『いや~っ』て感じで逃げていたんだけど、今ではそんなこと気にせず、虫なんか叩いて追っ払っているよ。彼女はアーチェリーもすごく上手で、そういうことも影響しているのか、自分とかけ離れていた役柄もだんだん自分のパーソナリティーと近づいてきている気がする」。

最後に、シーズン7の9話以降の見どころを聞いた。「前回、ユージーンが誘拐されるところで終わっているんだけど、ユージーンに何が起こるのかを注目して見ていただければ。ダリル(ノーマン・リーダス)が、ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)からどんな扱いを受けていたかを考えると、良くない状況だということは分かると思う。いろんなエピソードを撮影してきた中で、俳優としても今回の状況は怖いなと思ったりするんだけど、それと同時に、自分の新しい部分を見られるという意味で興奮する気持ちもあり、楽しんでいるよ」と爽やかな笑顔を見せてくれた。

ちなみに来日は2回目というジョシュ、今回日本では、dTVのイベントで訪れた名古屋で“ひつまぶし”を食べてご満悦だったという。「トークショーのイベントで行って、初めてVRを体験したり、有名な中川翔子さんともお会いしてとても楽しかった。ファンに会えるっていうのは本当に素晴らしいことだね。1カ月前にも来たんだけど、また会えるというのは本当に素敵なこと。日本のファンは他の国とは異なる歓迎の仕方で、とてももの静かで、キャー!って叫んだり、掴んで何かをしようとしたり…というのはないんだけど、そういうところに驚くと共に、だからといって情熱を感じないわけではなくて、とてもありがたく思う。お写真撮っていいですか?ってきちんと質問してくれるんだよね。でも、そのときハグとかしたら、そこで初めてキャー!っていわれるんだ。アメリカでは何も聞かずに向こうからハグしてきて、こちらは何が起きたんだ?って感じなんだから(笑)」とニヤリ。

「また日本に戻ってきたいと思っていて、僕の“行きたいところリスト”に確実に入っているよ。アメリカに日本人の友だちがいて、日本はおいしいものがたくさんあるということを聞いていたんだけど、本当にその通りだった!」と、ジョシュはお茶目にたっぷりと話してくれた。

なお、dTVのFOXチャンネルでは現在「ウォーキング・デッド」シーズン7 後半エピソードを毎週月曜よる9時より日本最速リアルタイム配信中。見逃し配信は毎週金曜から各話35日間配信。また、「ウォーキング・デッド」のVR動画「FOX ウォーキング・デッドVR ver.」も独占公開中。全国のドコモショップにてdTVオリジナルVR視聴用スコープ(会員向け/60万個限定)を無料配布するキャンペーンを実施している。また、CSのFOXチャンネルにて毎週月曜よる9時放送中。【取材・文/平井あゆみ】

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