織田信成「のび太くんだった」過去。勇気を出す秘訣と今の夢を語る

織田信成、のび太にシンパシー!
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『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(3月4日公開)のスペシャル応援隊にプロフィギュアスケーターの織田信成が就任。“南極=アイス”にちなんでの抜擢となったが、「ドラえもんは僕にとって人生の教科書!」と熱弁するほど、小さな頃から大の“ドラえもんファン”なのだとか。「のび太くんに自分を重ね合わせていた」という過去。そして今彼が抱く夢について語ってもらった。

「妻と結婚する前にデートでドラえもんの映画を観に行って、結婚して子どもが生まれてからは子どもと観に行って。もし妻がデートでドラえもんの映画を観に行くのを躊躇するような人だったら、結婚まで至っていないと思います。ドラえもんはファンタジーであり、人間ドラマ。人生の教科書ですから!」と大好きなドラえもんの話となると、思わず熱がこもる織田。それだけにドラえもんとの仕事に「子どもも誇らしげにしてくれてうれしかったし、夢が叶った」と大喜びだ。

オリジナルソングに合わせてパオパオダンスを披露するほか、劇中で声優にもチャレンジした。演じたのは象に似た二足歩行の動物・パオパオ。フィギュアスケートを題材にしたアニメ『ユーリ!!! on ICE』では本人役として声のゲスト出演を果たしたが、「『ユーリ!!! on ICE』では本人役でしたし、スケートという自分のフィールドのお話だったので、また心持ちが違いました。今回はキャラクターを演じるのでむちゃくちゃ練習していきました。見た目もとてもかわいいキャラクターだったので、『パオン!』と高い声を出してみたんです。練習しすぎたのか馴染みすぎちゃって。どれが僕の声かわからないほどです」と笑顔を弾けさせる。

南極を舞台にのび太たちが大冒険を繰り広げる本作。織田は「ドラえもんとのび太くんが、心で通じ合っていることがわかるシーンがあって。もう思い出しただけでウルっとします。劇場にもう一度観に行っても間違いなく泣くでしょう」と友情シーンに胸を熱くした。「のび太くん目線でいつも見てしまう」そうだが、「僕は本当にのび太くんみたいだったんです」と打ち明ける。

「僕はすごく運動音痴で、勉強もできなくて。名前を書くのを忘れて0点をとったこともあります。鈍臭いし、何もできない。小さな頃からすごくのび太くんに共感していました。でものび太くんってあやとりや射撃という得意なものもあるじゃないですか。僕も唯一スケートだけが得意で、人に勝るものが少しだけあるというところもすごく共感できました」。

トップアスリートであった彼が「のび太くんだった」ということにも驚きだが、さらに「実は僕、ものすごくネガティブなんです」と告白する。「失敗をしてしまうと、また失敗してしまうんじゃないかと思ってしまう性格で。でも何かを変えていくためには、勇気を出さなきゃいけないんだと思うようにしています。特に劇場版ののび太くんは、勇気を出してみんなを助ける場面がありますよね。氷の上でも何が起きるかわからないし、自分に何ができるかもわからないけれど、『挑戦していくことが大事なんだ』とのび太くんから学んだ気がしています」。

勇気を出す上で、織田の支えとなっているのが「今まで頑張ってきた自分を信じることと、応援してくれる人の存在」だと言う。「自分を変えられるのは、やっぱり自分自身だけ。これまで自分がやってきたことを信じて、勇気を出す。あとは応援してくれる人がいるから、最後まで笑顔で滑ろうと思うことができます」。

「とにかくスケートが好き」という彼の今の夢は、「フィギュアスケートのコーチとして、育てた選手をオリンピックに連れていくこと」だ。「選手の頃からコーチのお仕事をしたかったんです。まさか自分がこういったいろいろなお仕事をさせていただけるとは思っていなかったので、今はどちらも頑張りたいなと思っています。人生、本当にわからないですね(笑)。子どもたちがうまくなるためには、どのように伝えたらいいんだろうと悩むことが多いです。でも小さな子を教えていると、例えば片足で立てるようになっだだけでもすごくうれしくて!スケートは楽しいんだ、スケートが好きなんだという気持ちは、苦しさを乗り越える時の一番の強みになるので、その気持ちを育めるようなコーチになりたいです」。【取材・文/成田おり枝】

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