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「直虎」駆け付けた男は“家康の右腕” 石川数正役・中村織央を直撃!

ザテレビジョン 2017年3月18日 17時00分 配信

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柴咲コウ主演の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合ほか)。3月12日放送では、松平元康(のちの徳川家康、阿部サダヲ)が今川家から独立したことを受けて、今川の手中にある元康の妻・瀬名(菜々緒)が窮地に。旧友である瀬名を救うため、次郎法師(柴咲)は命乞いに行くのだが、必死の嘆願もむなしく、ついに瀬名に処刑の時が迫る。そこへ、笠を目深にかぶった男が馬に乗って現れる。

実はこの男の正体は元康の部下・石川数正で、3月19日(日)放送では、その目的が明かされる。数正といえば、元康を今川の人質時代から右腕として支えた重要人物。後に、突如として出奔して、豊臣秀吉の家臣に加わったことでも知られている。

数正を演じるのは中村織央(なかむら・おずの)。大河ドラマは初出演だが、同じ森下佳子脚本の連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年~2014年、NHK総合ほか)にも出演するなど、注目の俳優だ。そんな中村にインタビューを敢行して、数正役への思いや撮影の舞台裏を語ってもらった。

――大河ドラマは今回が初めての出演とのことですが、現場に入ってのご感想はいかがですか?

興奮しっぱなしですね(笑)。一人では着ることができないような衣装を着て、はかま姿で脇差を差すと、本当に背筋が伸びます。「これを当時の人たちはずっとやっていたのか…」とも思いますし、「自分も日本人なんだな、侍の血が流れているんだな」という実感もありました。衣装を着ただけで、体の内側から沸き立つものがあります。

――ご自身の着物姿を見た感想はいかがですか?

…どうなんでしょう(笑)。まだ、あまり映像を見ていないのもあって、自分では何とも言えないですね。でも、当時の普段着ですから、かっこよくなっていないといけないなと思います。

――出演が決まった時の感想はいかがでしたか?

「ついに、出られるのか」というのが、一番大きかったですね。周りからは、身長も含めて「あまり、時代劇向きじゃないよね」と言われてきたんです(笑)。でも、時代劇と戦時中の話は、僕の中でずっとやりたかったことなので、お話をいただいたときは、ものすごくうれしかったです。

――はじめ、役については、どのような説明を受けましたか?

数正は、元康の側近ではありますが、徳川四天王ではないんです。それはつまり、元康が本当に個人的に好いていた、元康にとって常に横にいてほしかった人…というふうに教えていただいて、僕自身もその後、数正について調べてみました。

――調べた中で印象に残っていることはありますか?

図書館に行って本を読んだくらいではありますが、数正についての記述は、家康を裏切って豊臣に行く前後や、晩年のエピソードばかりで、僕が演じる若い頃のことはあまり描かれていないんです。

それに、書く人によって歴史の見方は違うので、出奔についても捉え方が違うんです。「家康のことが好きだから、豊臣側から徳川を守ろうとした」と書く人もいれば、「たまりにたまった思いがあった」という人もいるので、これは一から作っていくしかないなという気はしています。台本を読んで、現場に入って衣装を着て、その場その場で作っていかないと…正解がないからこその難しさを感じています。

――序盤は登場が少ないですが、今回描かれる数正像はどのように捉えましたか?

僕個人の見方では、数正は元康のことがすごく好きですね。実際に阿部サダヲさん演じる元康が本当に愛らしいキャラクターなので、演じていても、元康のことがどんどん好きになっていくんです。瀬名は、大好きで尊敬している元康の妻なので、自然に身を挺(てい)してして守ろうという気になります。

――逆に、数正のどんなところが、元康に愛されたと思いますか?

単純なことですが、口が堅いのだと思います。家のトップである元康が弱音を吐ける相手で、その上で聞いたことを黙って全部飲み込める。

家臣にもいろんな思いがあって、忠誠心はあっても、自分が殺されることや、家が断絶になることは当然避けたいはずです。でも数正の場合は、元康を個人的にも好きで、自分の不利益になろうとも、「私はあなたを慕っているから、絶対にあなたがマイナスになることはしない」という思いがあったはず。元康もそれを感じ取っていたのだと思います。

――第10回のラストから第11回冒頭にかけての登場シーンについて、撮影エピソードを聞かせてください。

撮影初日に撮ったのですが、山場の多いシーンでした。馬に乗って駆け付けてくるシーンなので、まずは馬に乗る、そして城下町を一騎で駆ける、柴咲さんの脇を馬ですり抜ける、戻ってせりふを言う…。僕、乗馬は初めてだったんです。でも、撮影前に2、3カ月練習した結果、すべて自分で演じることができました。うれしかったですね。

ただ、笠をかぶっているので、もしかしたら吹き替えのように見えるかもしれません(笑)。

――撮影の感想はいかがでしたか?

初体験が多かったですが、馬上から名乗りを上げるのは、すごく気持ち良かったです。当時の武士たちも、戦では名乗りを上げることで自分のテンションを高めて一騎打ちに行ったのでしょうが、僕も「この経験、今後何回出来るんだろう」と思ったら、アドレナリンがものすごく出て…。若干、目が血走っていたと思います(笑)。

――瀬名とのシーンでしたが、菜々緒さんとの共演の印象はいかがでしたか?

僕は、すごい寂しがり屋で共演者の方とお話をしたいタイプなのですが、一方で人見知りがひどくて。まだあまり話せていないんです(笑)。

でも、菜々緒さんはおきれいです。それは外見やスタイルだけのことではなくて、醸し出す所作や言葉の運び方が本当にきれいだなと思うんです。その瀬名と、本当に愛らしい阿部さんの元康がそろうと、まさに似合いのおしどり夫婦。僕は数正の目線で見ているので、やはり、この二人は本当に守りたいなと思います。

――第11回以降、数正と元康・瀬名夫婦は、しばらく登場がありません。再登場の頃には数正はどんな役回りになっているのでしょうか。

まだ先ですが、元康がさまざまな要因から“ぶれる”時期が来るんです。でも、それを数正たち家臣がしっかり支えるという描写が増えます。これまでは護衛役が多かったのですが、「殿、今しっかりしないと!」と諭すような場面も出てきます。

――出奔の予兆は、まだありませんか?

まだありませんが、そろそろ出てくるのかなと頃合いをうかがっています。個人的には、元康が松平を名乗っているときは純粋に松平家を好きでいいと思うのですが、それが徳川になった時にどうなるのかなと思っていて…。

史実だと、瀬名(築山殿)は家康の命令で命を落とします。僕の想像ですが、ここまでの描き方を見ると、瀬名の死が数正の出奔の遠因になる…ということもありえると思っているんです。第11回でもそうですが、数正は瀬名と一緒にいることが多いですし、そうして守ろうとしてきた人がいなくなったときに、数正の心の中でどれだけ大きな動きがあるか。まだ本を読んでいないので分かりませんが、これは相当なものだと思うんです。

――撮影現場で驚いたことはありますか?

セットですね。スタジオの中に城があって、川も流れているんです。砂利が敷いてあって木があって…まさに、その時代を作り上げているという感じですね。そこに侍の格好をしていられるというのは感激しました。

所作や礼儀作法も難しくて、元康の刀をあずかるシーンでは、元康が話している間、ずっと立膝をついて刀を両の手の平に乗せているんです。その何分かで腕がパンパンになって…。実際には話がいつ終わるか分からないわけですから、それでもただじっと待つというのがすごいですよね。

他にも、何かない限りは動いてはいけない、目上の人と話しているときに目を見てはいけないとか、多くの決まりごとがあるのですが、それを守って形ができてくると、本当にかっこいいんです。かっこいいからこそ苦労する、苦労するからこそかっこいい、ということを痛感しました。

――最後に、今後数正として演じてみたいシーンはありますか?

たくさんありますが、今後の松平家、徳川家が、どのように話に関わってくるか次第ですからね。…一つ挙げるなら、本格的な戦のシーンをやってみたいです。甲冑(かっちゅう)を着て、殺陣も含めて。数正もずっと刀を差していますが、まだ一回も抜いてないんです。これを抜くシーンがあったらなと思います。

【中村織央が俳優としての転機を語るインタビュー第2弾を3月19日(日)夜8.45に公開予定!】

大河ドラマ「おんな城主 直虎」
毎週日曜夜8.00-8.45ほか
NHK総合ほかにて放送中

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