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涙の発表も!?希島あいりワンマンライブ振り返りレポート

ザテレビジョン 2017年3月19日 2時30分 配信

セクシー女優の希島あいりが、本人もファンも待ちに待った初ワンマンライブ「#KIJIMANIA vol.1」を3月5日に東京・J-SQUARE SHINAGAWAで開催した。

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主催は、「オリジナル楽曲」「生楽器」にこだわりライブを行う、元&現役セクシー女優所属の音楽プロジェクト「Milky Pop Generation」(通称“みるじぇね”)。同プロジェクトとしては沖田杏梨、希美まゆに続く、ワンマンライブ第3弾。

開場後すぐに、オリジナルグッズを求める行列ができると同時に、希島のファン(=“希島Family”)=“Kijimania(きじまにあ)”同士の交流もそこかしこで見られ、会場はどこかアットホームな空気に包まれる。また、他の女優さんと比べて女性ファンが多いのも“きじまにあ”の特長と言っていいだろう。

今回のバンドはいつものアコースティックライブの時とは異なる4人編成で、ギター(二木元太郎)×キーボード(平方元)×パーカッション(豊田稔)×ベース(伊藤千明)。

セットリストは次の通り。「この世界で」(オリジナル)、「FREE」(ERIKA名義[沢尻エリカ])、「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)、「think of me」(安室奈美恵)、「My Holy Night」(オリジナル)、「叶わぬ恋」(オリジナル)、「3月9日」(レミオロメン)、「Rain Story」(オリジナル)、「Hello, Again ~昔からある場所~」(MY LITTLE LOVER)、「Melody Road」(オリジナル)~「リンダリンダ」(THE BLUE HEARTS)、「Everything」(MISIA)、「Desire」(オリジナル)。アンコールでは「糸」(中島みゆき)、「君へ届け」(オリジナル)を披露した。

1曲目、「この世界で」(オリジナル)の前奏とともに、赤いドレス姿の希島がステージへ。冒頭からほぼアカペラで1フレーズ歌うと、「『#Kijimania』へようこそ!」と一言。1曲目からファンも全力の「あいり」コールで初ワンマンライブの幕が上がった。

「こんばんは希島あいりです! 本日は『#Kijimania vol.1』にお越しいただきまして、まことに…本当にまことに(笑)、ありがとうございます! 最後までみなさんに楽しんでいただけるように、そして『“きじまにあ”で良かった』と思ってもらえるようなライブにしますので、一緒にステキな時間を作っていきましょう! お花もね、たくさん届いて、すっごく…うれしいです。ダメ、泣いちゃう…ね…もう! この涙は、最後までとっておきます」と挨拶。

2曲目は「FREE」(ERIKA名義[沢尻エリカ])。「学生時代によく聴いていた」と言い、「私はとても人見知りで、自己主張もできず、本当に…明るい子ではなかったですね。自分の殻に閉じこもる人間でした。そんな時この曲に出会って、『自由になりたい! 変わりたい!』という意識を持ち始めるようになりました。明るい未来が待っているんじゃないか、そういう風に思わせてくれる、とてもパワフルな曲です。ロックな気分で盛り上げてください!」と曲紹介。

いつもは守ってあげたくなるような可愛さとか弱さを感じさせる希島だが、この日は凛とした佇まいで、このロックな曲と同じようなカッコよさにあふれていた。そして何より、歌っている間の楽しそうな表情と、常に一人一人に視線を向ける姿にファンへの愛が伝わってくる。

続けて3曲目は「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)。曲終わりに「この曲はTwitterやツイキャスで、『この曲をきじーに歌ってほしい』と言ってもらえることが多くて、今回歌いたいなと思って選びました。私は声が細いということもあって、しっとり系の曲をよく選んでしまうんです、今日全曲バラード系になるんじゃないかと心配されるくらい…(笑)。それで、最近気付いたことがあって、私は母に向けた歌に弱いみたいで…心にグサッと突き刺さるんですね。それで以前出演したライブで宇多田ヒカルさんの『花束を君に』という曲を歌ったんですけど、それも今思えば母に向けた曲でした。次の、安室奈美恵さんの『think of me』という曲も母に向けた曲だと最近知って。この曲は私が初めて買ったCDアルバムの中の曲なんです。何年経っても私の中に残っている曲で、今回選曲に悩んだ時も、ふと1フレーズが流れてきて、難しいけど今回歌わないと後悔するなと思って、直感で選びました。続けて歌う『My Holy Night』という歌も母に向けた歌です。なかなか素直になれず、甘えられない時期もあったんですけど、一番に母からの愛を求めている自分がいました。『一番大好きだよ』って言ってくれた母への感謝の気持ちが詰まっています」と素直な思いを語って曲へ。

4曲目「think of me」(安室奈美恵) と5曲目「My Holy Night」(オリジナル) 、スローテンポな曲をしっとりと、かつパワフルに歌い上げた。

歓声を受けて、「みんな味方で心強いです!」とコメントし、「次の『叶わぬ恋』という曲を初めて聞いた時、すごく切ないメロディと歌詞で…泣きました。きっと誰もが、経験する片思い…。みなさんはどんな人を思っていましたか? 片思いのままでしたか? それとも結ばれましたか? 私は……」と意味深(?)な曲紹介をして次の曲へ。

6曲目「叶わぬ恋」(オリジナル)は、バラード曲ながら観客の心を静かに盛り上げる。ここで希島は一度ステージを下りるが、その間ステージ上で流れる音楽活動の軌跡をつづった映像に、会場のファンはきっと誰もが胸を熱くしたことだろう。



後半戦、ミニのワンピースで再びステージへ、「今日はこの場で、自分は一人じゃないんだっていうことを改めて実感しました。応援し、支えてくださるみなさんの存在が、たくさんの力をくれました。何かに立ち止まるたびに、みなさんの優しさや笑顔が、私の背中をポンと、押してくれました。みなさんがいてくれたから、精神的に強くなっていきました…朝、泣いたけど…緊張でね(笑)。ギターを始めて約1年、腕は半人前以下ですけど…この日のためにたくさん練習してきました。私の思いがそのまま詰まったこの曲を…感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と熱い思いを語る。

7曲目はギター弾き語りで「3月9日」(レミオロメン)を披露。弾き語りという点はもちろん、吐息交じりの色気たっぷりで声量も確かな低音と、伸びやかで力強い高音の絶妙なバランスで新境地を見せた1曲だった。

続いて8曲目は「Rain Story」(オリジナル)。「ギターを始めて約2カ月後に、この曲をギターを弾きながら披露しました。あの時の私は『みんなを驚かせたい!』と思ってこっそり練習していたんですけど、人生初のギターで指が痛くて…『痛い!弾けない!!』と心が折れかけていました。だけど、一度決めたことなので、最後までやりとげたいと思って…負けず嫌いな部分を発揮してましたね。休みの日とか、ずっと『ギター、ツイッター、ギター、ツイッター…』って練習して。その時の私は『成功させてやるぞ!』って、前だけを見て必死に覚えました。挑戦することで、自分のスキルアップにもなるし、何倍も音楽の楽しさを知ったし、ギターを初めて弾いた時もたくさんの方が喜んでくださって、『やって良かった』『もっともっと磨きたい』って思うようになりました。難しいですけど…ギターを初めて良かったなって思っています。次の『Rain Story』は、別れと後悔の曲で、私が実際体験したことをもとに作詞しました。私は素直じゃないから…ふふふ(笑)」とまたしても意味深(?)なフリでオリジナル曲を披露した。

そして9曲目「Hello, Again ~昔からある場所~」(MY LITTLE LOVER)へ。Twitterでアンケートをとって選ばれた曲で、「前回はJUJUバージョンでしたが、今回は原曲バージョンで歌いたいと思います」とコメント。以前は細く鋭く突き刺さる声質のイメージだったが、今回聴いていると、声の幅を広げつつ突き刺さるのではなく心をわしづかみにするような声質にパワーアップしているように感じた。そしてこの曲がまたその声質にぴったり合っていて観客の涙腺を緩ませる。

歌終わりには「楽しい~。『緊張してる…』とか言ってないでしょ今日は(笑)、まあ緊張してるけどね。こんなにたくさんの方が(来てくれて)、チケットも完売ということで本当うれしい…本当うれしいですよこれは! 完売ですよ!! ありがとうございます!」と喜びをかみしめつつ、「次の曲、『Melody road』…ドライブ中に聴きたくなるような歌を作っていただきました。実際、車で通ると音楽が流れる『メロディーロード』というものが実在していまして、私も『もしそこを通ったらこんな歌がいいな』と思って、妄想を膨らませながら作詞しました。この曲はサビの部分がアップテンポなので、一緒に手拍子お願いします! 私もタンバリンを使います!! 盛り上がりましょう!!」と煽る様子にも余裕が感じられるように。

10曲目「Melody Road」(オリジナル)は曲フリ通りノリの良い曲で、笑顔いっぱいに歌い演奏し、そしてサビの部分で張り上げる声もテンションMAXで会場が一体となる。そして途中で「ここでちょっと寄り道させてください」とメンバー紹介へ。その後「みなさん一緒に歌いませんか? みんなが知ってるあの曲です」と、ファンが歌いやすいだろうと選曲したと思われる「リンダリンダ」(THE BLUE HEARTS)を挟み、会場の盛り上がりは最高潮へ。「すごい幸せなドライブでした! 疲れた…。いや楽しい、楽しい!」と思ったことを素直に伝えるのも彼女の良いところ。

「次の曲は、私の大切なお友達、先月引退したばかりの…あの子が選んでくれた曲です。一緒にカラオケに行った時に褒めてくれて、『きじー、これライブで歌った方がいいよ!』って言ってくれて…単純なので選んじゃいました(笑)。今日、友達が何人か来てくれていて、私の友達って本当“少ない”中、“たくさん”来てくれて…ん? 矛盾してる?? 本当ありがとう。感謝しています」と、友達思いで天然なところも彼女の魅力だ。

そんな11曲目「Everything」(MISIA)には、彼女の友達やファンに対する思いを全て声に乗せて届けているような感動的な1曲だった。

そしてラストは「Desire」(オリジナル)。「最後の曲、私がこの仕事で経験を培ってきたあの、エロスな曲を歌います。私の世界観についてきてください。準備はいいですか!?」と、最後は彼女ならではのセクシーな振り付けと観客のコールで会場が一段と熱くなった。

一度ステージを下りるもすぐにアンコールがかかり、ライブTシャツを着て再登場、ギターを弾きながら「糸」(中島みゆき)を熱唱した。

「中島みゆきさんのこの曲が本当に心にしみて、大好きな曲なのでアンコールに選びました…ん? 選んだ!? アンコール、あると思ってなかったですよ!(笑) みなさん(アンコールの声の)最後…疲れてたでしょ?(笑)」とおなじみの天然な一面も。

続けて、「この『糸』という曲は、めぐり合わせを歌ったもので、人を糸にたとえて、人と人が出会うことで、布ができる…私がこの業界に一歩、勇気を出さなかったら、こうして“きじまにあ”のみなさん、最強サポートメンバーのみなさん、このステージに立たせてくださったみるじぇねのみなさんと、そして希島あいりという人物を…応援して、関わってくださってるみなさんと、もしかしたらこうして一緒にこのひと時を過ごすことができなかったかもしれません」と曲への思いに続けて、真剣な表情で思いを語り、最後に彼女流のサプライズ(!?)が飛び出す。「応援して、支えてくださるみなさんと出会って、私はものすごく前向きになったし、人生においてもプラスになることが増えてきました。歌とかお芝居、バラエティ番組…などなど、あきらめたくなかった夢が、一つ一つかなっていきました。この業界に入って、いろんなことを学んだし、いろんな活動につながったんだなあと思っています…。居場所もなかった私に手を差しのべてくださった事務所のみなさん、メーカーさん、みるじぇねさん、そして…“きじまにあ”のみなさんのおかげで、毎日がキラキラ輝いて、本当に充実した日々を送れるようになりました。出会ってくださってありがとうございます。私の…命を輝かせてくださって…本当に感謝しています。ここで…みなさんに重大な…発表があります。私…希島あいりは…今年の秋頃に…」と涙ながらに声を詰まらせて話し続ける。

「……セカンドシングルをリリースすることになりました! ごめんね! 驚かせて。引退じゃないよ? あのほら、引退ラッシュだからさ(笑)。まだ引退しませんよ~私は。ビックリさせようと思って…。新しい曲との出会いに、今からワクワクしています。『新曲出さないの?』という声をいただくので、ようやく発表できてとてもうれしいです。これからも、希島あいりの成長を…見守っていただけますか? それでは、幸せな気持ちのまま、最後の曲です」と、「君へ届け」(オリジナル)でこの日一番の笑顔で、本当に最後の曲を歌いきった。

この日のライブで一皮むけた彼女の、これからの成長と秋の新曲が今から待ち遠しい。

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