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ショウガブームの立役者「永谷園生姜部」って知っている?

ショウガ部員 収穫祭の写真
  • ショウガ部員 収穫祭の写真

2007年6月にカップスープを中心に発売開始し、初年度の売り上げが4億円、2008年度には10億円を売り上げたショウガを使った大ヒット食品、永谷園「『冷え知らず』さんの生姜シリーズ」。このヒットの裏側に「永谷園生姜部」なる部活動があるって知っている?

「永谷園生姜部」は“いい商品を作るにはまず素材を知ることから”と、2007年12月にショウガのプロになることを目的に、開発チームなど社員16人で立ち上げた部活動。ショウガの試験栽培や研究、ウェブでのレシピ提案などを行ってきた。

そして今年7月から“社外生姜部員”として17人の一般人が加入している。そのメンバーが面白い。北は東北から南は九州まで、最年少の男子高校生をはじめ主婦、高校の化学教師、生姜農家、産婦人科医、ヨガインストラクターとバラエティー豊富だ。そして、みんなの思いは一つ、それは“ショウガが好き”ということ。彼らは書類選考、面接を経て決定された、いわば選抜メンバー。その主な活動内容は3つある。

1つは前出の“ショウガの育成と収穫”だ。千葉に借りている畑で永谷園社員がショウガを育成し、初収穫では916kgを、社外生姜部員が初参加した今年は2291kgを収穫した。「土の中からショウガを掘り起こした途端、さわやかな香りが畑いっぱいに広がるんですよ」と永谷園広報。社外部員のブログでは、収穫の様子が興奮交じりで報告され、採れたてショウガの保存方法などが紹介されている。高校生部員は収穫したショウガを学校での調理実習に使ったとか。1つの活動が輪になって広がっているのはほほえましい。

2つ目は、新商品の試食。例えば、「生姜ミネストローネ」に入っていたキャベツが、「シャキシャキしてボリュームもあり、ショウガに合う!」と特別生姜部員に好評。彼らの生の声を生かし、来春発売予定でキャベツを使った新商品の開発が進められている。

3つ目はレシピの作成。永谷園生姜部がウェブ上で発信している「生姜レシピ129+43」では、料理研究家・行正り香先生プロデュースのレシピを実際に作り、動画配信しているのだ。「ここで実際に作ったからこそ分かることがたくさんあるんです。例えば、ショウガは乳製品やチョコレートなどコクのあるものと意外と相性がいいとか。そこで生まれたのがこの冬発売したココアなんです」。しかも社外生姜部員たちは、自宅でもショウガ料理を楽しみ、レシピを生姜部ブログにアップするほどの熱の入りようなのだ。

「皆さん本当に楽しんでいただいて、退部者はゼロです(笑)」と、広報。「食品メーカーの視点のみだったところに一般の方々の意見は“目からウロコ”なことが多く、ショウガの良さを改めて認識しました。今後も商品開発に生かしていきたいです」。社員が始めた地道な活動“永谷園生姜部”に一般人が加わり、さらにヤル気と活動内容に磨きがかかって現在のヒットを生み出しているのだ。

同シリーズはスープやドリンク、菓子など、現在21アイテムを展開。興味がある人は、生姜部のホームページをのぞいてみて。ブランド力アップにもなっている永谷園生姜部の今後の活躍が楽しみだ。【東京ウォーカー】

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