懐かしく温かい味わい!子守唄で“寝かせた”味噌

ほっとするような味と香りに仕上がった「金子みすゞの子守唄で寝かせた味噌」
  • ほっとするような味と香りに仕上がった「金子みすゞの子守唄で寝かせた味噌」

日本酒やワインなどを醸造させる時に、クラシック音楽を聴かせると味が良くなるという話はよく聞くが、なんと子守唄を聴かせて熟成させた味噌が登場した。シマヤより発売された「金子みすゞの子守唄で寝かせた味噌」(1800円)だ。

これは、同社が地元、山口県のおいしい素材を知ってもらおうと企画した「ぶちうまいシリーズ」の新作。当初、無添加でおいしい味噌を造ろうとスタートしたが、もう1つ何か山口らしい要素を加えられないかということで、酒に音楽などを聴かせて醸造させるとおいしくなるという話をヒントに、味噌の熟成の際にも山口らしい曲を聴かせて開発することになったのだ。

開発責任者の田中さんは、なぜか“子守唄”の三文字が頭から離れず、山口県出身の詩人・金子みすゞの「波の子守唄」に曲を付けて、熟成中に聴かせることを考案。金子みすゞの詩に曲をつけ自ら歌っている、同じく山口県在住の歌手・ちひろさんに作曲を依頼した。その出来上がったメロディーと歌声は、子守唄らしい“母親の優しいまなざし”そのものだったという。

「この子守唄に負けないくらいの味噌を造らなければと感じました。それで新たに“山口県産の大豆サチユタカ”“手作り麹”“天然醸造”の条件を加えて開発に臨んだのですが、それが大変なものになりました」と田中さん。

開発は、原料配合を変えて味噌を仕込んでは、味覚検査の繰り返し。仕込んだ味噌は約50種に及び、飲んだ味噌汁は数え切れなかったという。苦心の末、その中からたった1つ「波の子守唄」を聴くのにふさわしい味噌を誕生させたのだ。

「4か月あまりの間、毎日子守唄を聴かせて熟成させました。お母さんの背中のような、優しくてホッとするような味と香りです。ぜひ、一度お試しください」とぶちうまいショップ店長の赤星さんは言う。

まずは、味噌汁で味わってみるのがオススメ。一口飲むとどこか懐かしく、あったかい味わいが広がる。手作りの同商品はたくさん仕込むことができないため、販売は800セットの限定。来年3月までの販売予定なので、ぜひこの機会にこだわりの味を堪能してみてはいかが。【東京ウォーカー】

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