“投函シーンを年賀状と一緒に送る”郵便局が六本木ヒルズの巨大ポストで初の試み

年賀状を投函すると、目の前のヒルズポストに自身が映し出される。約2秒、静止しよう。その画像が、年賀状の集配・配達シーンと組み合わされ、動画として送られるのだ
  • 年賀状を投函すると、目の前のヒルズポストに自身が映し出される。約2秒、静止しよう。その画像が、年賀状の集配・配達シーンと組み合わされ、動画として送られるのだ

六本木ヒルズ(東京都港区)に、12月1日から登場している巨大ポスト型モニュメント「ヒルズポスト2009」。3年目となる今年、自身が投函するシーンの動画を年賀状と一緒に送るという初の試みが、15日からスタートした。若年層の年賀状離れの抑止を狙う。

これまで、円柱形の建物「メトロハット」をポストに見立てたモニュメントの設置のみだった同イベントだが、今年はウェブと連携。モニュメントの下に設置されたポストに年賀状を投函すると、自身の姿がリアルタイムでヒルズポストのスクリーンに投影される。さらにその“投函シーン”を、QRコードで年賀状と共に送ることができるのだ。

その方法とは、送りたい年賀状をヒルズポストに持参し、コンピューターによる受付をしてQRコードシールをもらうだけ。あとはそのシールを年賀状に貼り付けてバーコードリーダーにかざせば、投函シーンが撮影できる。受け取った相手は、年賀状に貼られたQRコードを読み込めば、“動画”を見ることが可能だ。

動画の撮影は約2秒。これに年賀状回収や集配の様子を加えて仕上げた約30秒の動画が出来上がる。これで、まるで自分が主演したかのような(?)ショートムービーを、送ることができるのだ。ほかにも、撮影画像をウェブで確認したり、投函シーンのブログパーツ化やツイッターとの連動も行う。なお、撮影には参加同意書の記入が必要だ。

郵便事業株式会社は特に20〜30代が多い街・六本木を選んでこのイベントを実施。「年賀状が元日に届く12月25日までの投函と共に、年賀状の“手書きの良さ”を知ってほしい」と、広告宣伝部課長の伊藤さん。若年層に多いネット世代の年賀状離れに、歯止めをかける狙いだ。

このサービスは12月25日(金)までの毎日17:00〜23:00に実施(雨天中止)し、すべて無料で受けられる。今年は年賀状の作成から印刷、投函までをウェブ上で行うサービス「ウェブポ」との連携もスタートし、年賀状の宣伝やネットとの連動に本腰を入れ始めた郵便事業株式会社。この新たなサービスが若者にどこまで受け入れられるか、今後の動向に注目だ。【東京ウォーカー】

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