パク・ヨンハが壮絶なマネーゲームを展開する韓国版“ハゲタカ”

600億ウォンという大金を狙うパク・ヨンハ演じるヒョンス
  • 600億ウォンという大金を狙うパク・ヨンハ演じるヒョンス

リーマンショックが発生したゆえなのか、近頃、マネー問題を扱った映画の公開が相次いでいる。最近では、企業買収をテーマにした『ハゲタカ』(09)や、ドキュメンタリー映画の名手マイケル・ムーアの最新作『キャピタリズム マネーは踊る』(公開中)があるが、韓国からは“株”をテーマにした映画が登場する。

『作戦 The Scam』(10年1月16日公開)は、株式戦争の裏側をリアルに描くサスペンス・ドラマ。主人公のヒョンスは、人生の一発逆転を狙って株に手を出したものの、やがて全財産を失ってしまう。株を一から勉強しデイトレーダーとなった彼は、元ヤクザの投資会社社長から腕を買われ、ある作戦を実行することになる。

初めて株をテーマにしたとあってか、本国の韓国では大ヒットした本作。長編映画デビューとなった監督のイ・ホジェは、証券マン、政治家、企業経営者、個人投資家などを取材し、リアルな世界観を追求したという。また、ヒョンスを演じるのは、7年ぶりの映画出演となったパク・ヨンハ。スターというイメージを払拭するかのように、今回は髪型から服装まで冴えない男になり切った。

そしてこれは余談だが、本国での公開1か月前に、インターネット上で経済情勢を的確に予言するという通称ミネルバという30代の男が逮捕される事件が起きた。この男、独学で経済の知識を得たことから、本作の主人公ヒョンスと重なると、一時話題になったという。これらの事柄が日本で功を奏すのかは分からないが、韓国発のマネー映画がどこまで躍進してくれるか楽しみだ。【トライワークス】

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