映画賞続々受賞の『ディア・ドクター』、ヨコハマ映画祭でも5冠!

日本映画ベスト1他、5冠を制した西川美和監督作『ディア・ドクター』
  • 日本映画ベスト1他、5冠を制した西川美和監督作『ディア・ドクター』

“映画ファンのための映画祭”と人気を博している第31回ヨコハマ映画祭の各賞が発表された。映画評論家や映画ライター、映画ファンなど35名の投票により、日本映画ベスト1に輝いたのは、西川美和監督作『ディア・ドクター』(09)。その他、作品賞、脚本賞(西川美和)、助演男優賞(松重豊)、特別大賞(八千草薫)と、5冠を制した!

『ディア・ドクター』はすでに、山路ふみ子映画賞、日本映画製作者協会主催のSARVH賞、新設のTAMA映画賞、日刊スポーツ映画大賞など、多数の国内映画賞を受賞している。西川監督は第28回のヨコハマ映画祭でも『ゆれる』(06)で作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞の4冠を獲得。『ディア・ドクター』の再びの快挙により、その演出力の高さを見せつけた。

本作以外では、緒方明監督作『のんちゃんのり弁』(09)が日本映画ベスト4位、監督賞(緒方明)、主演女優賞(小西真奈美)、助演男優賞(岡田義徳)の3冠、吉田大八監督作『クヒオ大佐』(09)が、主演男優賞(堺雅人)、助演女優賞(安藤サクラ)、最優秀新人賞(満島ひかり)の3冠を獲得。吉田監督は、第29回の同映画祭でも『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)で5冠を制したのが記憶に新しいところだ。

毎回、映画ファンに大盛況な、一般客参加型のヨコハマ映画祭の表彰式と上映会は、2月7日(日)に横浜・関内ホールで開催される。上映作品は、上記の『ディア・ドクター』、『のんちゃんのり弁』と、日本映画第6位で新人監督賞を受賞した『風が強く吹いている』(09)の3本。表彰式では、受賞者が登壇してスピーチも行われるので、映画ファンは要チェックだ! 【MovieWalker/山崎伸子】

【第31回ヨコハマ映画祭 受賞結果】 日本映画ベストテン ■第1位『ディア・ドクター』 ■第2位『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』 ■第3位『愛のむきだし』 ■第4位『のんちゃんのり弁』 ■第5位『空気人形』 ■第6位『風が強く吹いている』 ■第7位『沈まぬ太陽』 ■第8位『サマーウォーズ』 ■第9位『斂岳 点の記』 ■第10位『大阪ハムレット』 次点『重力ピエロ』

■作品賞:『ディア・ドクター』 ■監督賞:緒方明『のんちゃんのり弁』 ■新人監督賞:大森寿美男『風が強く吹いている』 鈴木卓爾『私は猫ストーカー』 ■脚本賞:西川美和 『ディア・ドクター』 ■撮影賞:柳島克己『ディア・ドクター』 ■主演男優賞:堺雅人『クヒオ大佐』『南極料理人』 ■主演女優賞:小西真奈美『のんちゃんのり弁』 ■助演男優賞:岡田義徳『のんちゃんのり弁』『重力ピエロ』『おと・な・り』 松重豊『ディア・ドクター』 ■助演女優賞:安藤サクラ『愛のむきだし』『クヒオ大佐』『罪とか罰とか』 ■最優秀新人賞:満島ひかり『愛のむきだし』『クヒオ大佐』『プライド』 岡田将生『重力ピエロ』『ホノカアボーイ』『ハルフウェイ』『僕の初恋をキミに捧ぐ』 町田マリー『美代子阿佐ヶ谷気分』 ■審査員特別賞:『風が強く吹いている』のスタッフ&キャスト ■特別大賞:八千草薫 2009年も『ディア・ドクター』『ガマの油』などに出演、日本映画界の恩人で大女優に映画ファンから限りない愛をこめて

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