江戸情緒あふれる千葉・佐原でゆったり舟巡り

舟からは、蔵造りの街並みが
  • 舟からは、蔵造りの街並みが

秋の日帰り旅は“小江戸・小京都”がいい。都内から電車で90分ほどの千葉・佐原は、江戸から明治時代創業の商家が並ぶ小江戸。しだれ柳と古い建物が調和した景観を存分に楽しめるモデルコースを紹介しよう。

まずは、街の中心に流れる小野川を行き来する小舟に乗船。忠敬橋など9つの橋を回る「町並コース(約30分)1200円」と、小野川水門を抜けて利根川まで回る「大利根コース(約40分)1300円」から選べ、佐原のシンボル・伊能忠敬旧宅近くの樋橋から、利根川方面への舟巡りが楽しめる。船頭さんが川沿いの景色を説明してくれ、舟運を中心に発展した佐原の街を短時間で体感できると評判だ。

小腹がすいたら、おすすめは「小堀屋本店」(同香取市)の黒切りそば。そば粉に粉末状の昆布を合わせて打った変わり種の真っ黒いそばは、つるりとした喉ごしとふわりと漂う昆布の風味が魅力。甘いものなら、伊能忠敬の子孫が運営する「珈琲遅歩庵(ちぶあん)いのう」(同香取市)の田舎しるこが人気。つぶつぶ感の残るあんがたっぷり入った汁に、香ばしい焼餅を入れたお汁粉だ。

またこの時期、街から車で10分ほどにある香取神宮と観福寺(共に香取市)は、紅葉を楽しむのに絶好の場所。さまざまな史跡も残されており、佐原の歴史を感じることができる。地元の写真家・桑山二三男さんによると「佐原の紅葉時期は短いので11月下旬〜12月初旬の見ごろを逃さずに」とのこと。

そしておみやげには、創業時の家業を受け継ぎ、いまも歴史ある蔵造りの建物で営業を続ける佐原の商家の名品をぜひ。煎った白ゴマを石臼で搾る玉締めという江戸時代からの技法で作るゴマ油の専門店・油茂製油(あぶもせいゆ)はラー油(1500円・180g)が絶品。300年以上続く蔵元・馬場本店の日本酒、海舟散人は香り高く品のある味わいだ。代々伝えられた製法で作られる伝統の味を堪能できる。【東京ウォーカー】

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