「オースティン・パワーズ」のミニ・ミー、最新出演作では“愛すべき皮肉屋”に

切れ者の助手、パーシー役を演じるヴァーン・トロイヤー
  • 切れ者の助手、パーシー役を演じるヴァーン・トロイヤー

『オースティン・パワーズ』シリーズ(97〜02)のミニ・ミー役で有名なヴァーン・トロイヤー。世界征服を目論むドクター・イーブルのミニ・クローンという役柄で、その強烈な演技から一躍人気者となった。そんな彼の出演最新作となるのが、テリー・ギリアム監督の『Dr.パルナサスの鏡』(1月23日公開)だ。

人の欲望を鏡の中に具現化することができるパルナサス博士をめぐるファンタジーで、故ヒース・レジャーの代役にジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが集結したことでも話題だ。そんな本作でトロイヤーが演じるのは、博士の片腕として活躍するパーシー。賢くて切れ者のため、博士やその娘らに的確な助言をするという良きアドバイザーでもある。

だが、その言い方はかなり皮肉がこもっていて、若干イラッとさせられるのだが、彼のキャラクターのせいか何故だか憎めない。むしろ、観終わる頃には、完全な味方になってくれるこんなアドバイザーがいたらいいかも、という思いにもさせられるから不思議だ。ハリウッドではトロイヤー自身も皮肉屋として知られているらしく「僕とパーシーは似たところが多い。頑固者の彼を演じるのは楽しかった」と話しているという。

『オースティン・パワーズ』シリーズ同様、名脇役としてその実力を遺憾無く発揮している彼。その存在自体が物語を一層ファンタジックな世界へと誘ってくれることは間違いなさそうだ。【トライワークス】

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