クリストファー・ノーランが7年ぶりに来日!山崎貴「CGの方が楽かなと思うときは?」と直球質問

『ダンケルク』を引っさげてクリストファー・ノーランが来日!
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クリストファー・ノーラン監督が『ダンケルク』(9月9日公開)を引っさげて、7年ぶりに来日を果たした。8月23日には丸の内ピカデリーで行われたジャパンプレミアに登壇。「新作を携えて日本に再びやって来られて、大変光栄。僕もワクワクしています」と日本のファンに笑顔で挨拶した。

本作は、『ダークナイト』(08)、『インセプション』(10)のノーラン監督が初めて実話を映画化した戦争映画。ドイツ軍が迫るなか、40万人もの英仏連合軍の兵士を救出した史上最大の撤退作戦“ダンケルクの戦い”を描く。

大歓声とともに迎えられたノーラン監督。すでに世界中で大ヒットとなっている本作のテーマについて、「僕は英国人ですが、“ダンケルクの戦い”のストーリーは子どもの頃からずっと聞かされてきたもの。英国文化の重要な要素」とコメント。「しかしこれは、越えられない壁を越える、窮地に追い込まれても勝利を勝ち取るというヒューマンストーリー。英国だけの話ではなく、普遍性のある物語なので、世界中の人に訴えかけられる映画だと思う」と込めた思いを語っていた。

またこの日は、『永遠の0』(13)の山崎貴監督も登壇。ノーラン監督とがっちり握手を交わした山崎監督は「CGに頼らない姿勢を貫いていらっしゃる。すべて本物。ノーラン監督の作品は常に、本当にその場所に連れて行ってくれる」と“本物”にこだわるノーラン監督の姿勢に惚れ込んでいる様子。

本作もすでに観たそうで「戦場ってこんなに怖いものなのかと、ずっとドキドキしていた」と戦場に放り込まれたような感覚に陥ったそう。同じ監督としての立場から気になることもたくさんあるようで、「CGの方が楽じゃないかな?と思うときもあるはず。あえて実写にこだわる理由は?」と質問する一幕も。

ノーラン監督は「映画作りでは、できるだけカメラに収めることが肝心。収めきれなかったから、CGで処理するという状況は避けたい。なるべく古いテクニックを使うようにしてる」とあくまでも“本物”を貫く姿勢を強調。その後も山崎監督は「緊張感の保たせ方は?」など次々に教えを請い、ノーラン監督の丁寧な答えに「なるほど!」とうれしそうな笑顔を見せていた。【取材・文/成田おり枝】

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