諏訪敦彦監督のうれしい誤算!? 天才少女が日仏合作映画「ユキとニナ」のストーリーを変えた!

映画「ユキとニナ」の初日舞台あいさつを行った諏訪敦彦監督
  • 映画「ユキとニナ」の初日舞台あいさつを行った諏訪敦彦監督

映画「ユキとニナ」が23日に公開初日を迎え、同日、諏訪敦彦監督が都内で舞台あいさつを行った。

本作は、フランス人の父と日本人の母が離婚しそうであることを知った9歳のユキ(ノエ・サンピ)が、親友のニナ(アリエル・ムーテル)と共に家出を企てるいう物語。諏訪監督とフランス人俳優のイポリット・ジラルド氏が共同で監督し、フランスと日本で撮影された。

サンピは役柄と同じくフランス人と日本人のハーフ。諏訪監督は演技が未経験のサンピを起用した理由を、「何を考えているか分からないような独特の雰囲気がありました。映像を通して見ると視線を引きつけられる。彼女に賭けてみようと僕もジラルドも思ったんです」と明かした。そんな彼女が撮影ではこだわりを見せたようで、「“こういう演技をしてほしい”ということは言わなかったんです。それどころか、森の中でユキが泣くはずのシーンでは、ノエが“泣きたくない、わたしだったらそんな悲しい気持ちになりたくない”と言って譲らず、結果的に物語が変わってしまったほどでした。彼女たちが映画を引っ張っていきましたし、僕も無理強いしなくてよかったと思っています」と振り返った。

一方、ムーテルについては、「演技の経験があって、即興的な芝居で大人を負かしてしまうほどの才能を持った女の子」と絶賛。「ノエとは対照的でうまくいったと思う」と語った。これまでは男性からの支持が高かった諏訪監督だが、「2人のおかげか、本作には女性客の姿も多く見られるんですよ」と新たなファンを獲得したことに笑顔を見せていた。

映画「ユキとニナ」
東京・恵比寿ガーデンシネマにて公開中、以降全国順次公開

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