『ブレードランナー』続編までの“空白の30年間”に何が起きたのか?

『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レトがレプリカントの創造主を怪演!
  • 『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レトがレプリカントの創造主を怪演!

SF映画史上に残る傑作として、1982年の公開から今なお語り継がれる『ブレードランナー』。その待望の続編『ブレードランナー 2049』が、10月27日(金)に公開となる。

前作の“ブレードランナー”デッカードをハリソン・フォードが再び演じ、新たな“ブレードランナー”K を、現代のハリウッドを代表する若手俳優、ライアン・ゴズリングが熱演。そして『メッセージ』が高く評価されたドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務める。

ところで、前作の舞台である2019年から本作の2049 年に至るまでには、空白となっている30年間が存在する。その空白を描くため作られたスピンオフの中の一本が、先日公開された渡辺信一郎監督の短編アニメ「ブレードランナー ブラックアウト 2022」だ。

今回、新たに公開されたのは、前作と本作のちょうど中間にあたる2036年を舞台にした、まさに序章といえるショートフィルム「2036:ネクサス・ドーン」だ。『ブレードランナー 2049』のキーマンである、レプリカントの創造主ウォレス役を演じるジャレッド・レトがこちらでも同役を怪演。前作の監督であり『グラディエーター』『オデッセイ』などで知られる巨匠、リドリー・スコットの息子、ルーク・スコットが監督した。

前作から本作の舞台である2049 年に至るまでの空白の30年間、つまり前作のラストでデッカードが姿を消した後の世界では、レプリカントは寿命を持たないよう改良されていた。しかし2022年、アメリカ西海岸で原因不明の大規模停電が発生し、食物の供給がストップ。世界中がそれをレプリカントが原因だと非難したことで、レプリカントの製造は法令で禁止された。

そんな中、科学者であるウォレスは、人工農法によって食糧難を解決する新たなシステムを開発。さらに以前レプリカントを製造していたタイレル社を買い取り、ウォレスは新型レプリカントの製造を始め“レプリカント禁止法”の廃止を目論む。

「2036:ネクサス・ドーン」と題されたこの映像では、彼が禁止法に反して製造した新型レプリカント、ネクサス 9について説明する姿が収められている。彼の話から分かるのは、新型レプリカントは顧客の要望に応じた寿命を持つ、反抗することも逃亡することもない、ただ従うだけ、という完璧な従順さを持っているのだということだ。映像のラストは衝撃の展開で締めくくられており、2036 年に起こったこの出来事は、2049 年に人間とレプリカントの境界線が崩れ去る発端となっていく。

公開に向けてますます盛り上がる『ブレードランナー 2049』。多くの謎に包まれた本作を読み解くカギとして、このショートフィルムを堪能してほしい。【Movie Walker】



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