エマ・ワトソンがTwitter社CEOに“監視”される恐怖を語る!SNS社会に警鐘を鳴らす『ザ・サークル』

エマ・ワトソンが“見られている”恐怖を告白
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米作家デイヴ・エガーズにより2013年に発表された小説「ザ・サークル」はSNSによって実現する、すべてが可視化された監視社会の恐怖をブラック・ユーモアを交えて描き、ソーシャルコミュニケーションに依存する現代社会に警鐘を鳴らす内容が話題となった。皮肉にもSNSの拡散によってベストセラーとなった同書が、熾烈な映画化権争奪戦の末、ついに映画化され、いよいよ今週末11月10日(金)に公開される。

世界No.1のシェアを誇る巨大なSNS企業、サークル。憧れの企業に採用された新人のメイは、ある事件をきっかけに、カリスマ経営者のベイリーの目に留まり、サークルの開発した超小型カメラによる新サービス<シーチェンジ>のモデルケースに抜擢される。自らの生活を24時間をカメラの前に公開したメイは、瞬く間に1000万人超のフォロワーを得てアイドル的な存在になるのだが…。

主人公メイを演じるのは、日本でも大ヒットした『美女と野獣』が記憶に新しいエマ・ワトソン。サークル社のカリスマ的リーダー、ベイリーには“ハリウッドの良心”と呼ばれる大スター、トム・ハンクスが扮する。その他『スター・ウォーズ』シリーズでフィンを演じている新星ジョン・ボイエガ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギラン、名バイプレイヤーのパットン・オズワルトが脇を固めた。

このキャストをまとめあげた『人生はローリングストーン』の俊英ジェームズ・ポンソルト監督は、原作者エガーズから全幅の信頼を受け、脚本を共同執筆している。リアリズムとSF的な近未来間の融合が素晴らしい美術を手掛けたのは『グランド・ブタペスト・ホテル』のジェラルド・サリバン。音楽はティム・バートン監督とのコンビで知られるダニー・エルフマンが担当。劇中のライブシーンには、グラミー賞アーティスト・ベックが出演するなど、スタッフも第一線のメンバーが集結。

まさに現在のハリウッドを代表する布陣が挑む本作を盛り上げるため、エマ・ワトソン、トム・ハンクス、パットン・オズワルト、ジェームズ・ポンソルト監督がサンフランシスコのTwitter本社を訪れ、Twitter社CEOジャック・ドーシーと対談を行った。

自身もSNS世代であるエマは、メイのキャラクターを「善意が極端であるがゆえに、彼女の行動は全体主義的に走ってしまう」と分析。『美女と野獣』でのプロモーション時“常に見られている”と感じた時の話など、興味深いエピソードが続く。

トム・ハンクスが自身のTwitterで、街中の落し物を見つけては発信していることについて語ったり、匿名のコミュニケーションから生まれるロマンスを描いた名作『ユー・ガット・メール』にも主演したトムが、当時のテクノロジーとプライバシー、『ザ・サークル』で描かれるテクノロジーとプライバシーについて比較して語っている部分は、特に映画ファン必見だ。

対談の中では『ザ・サークル』の撮影秘話はもちろん、ドナルド・トランプが当選した大統領選にまつわるエピソードまで話が広がり、映画を観る前の予習にぴったりな映像となっている。是非“シェア”や“拡散”で、我々のすぐ側まで忍び寄っている『ザ・サークル』の世界を体感してほしい。【Movie Walker】

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