古川雄輝&藤井武美、韓国ラブストーリーの巨匠から大絶賛!

構想10年、撮影から2年半。ついに『風の色』が完成!
  • 構想10年、撮影から2年半。ついに『風の色』が完成!

『猟奇的な彼女』(01)『僕の彼女はサイボーグ』(08)で知られるラブストーリー映画の名手クァク・ジェヨン監督が「自分史上最高のラブストーリー」と太鼓判を押す、日本が舞台の最新作『風の色』の完成披露試写会が11月29日、東京・汐留のスペースFS汐留で開催。主演を務めた古川雄輝と藤井武美、クァク・ジェヨン監督が登壇した。

本作は、2組の男女の物語が、時間を超えて繋がり合うミステリアスなラブストーリー。突然目の前から消えた恋人・ゆりの死に失意し、マジシャンを志した青年・涼が、生前の彼女の言葉にしたがって北海道へと旅立つ。そこで彼は、ゆりと瓜二つの女性・亜矢と出会うのである。

クァク監督は、新作の舞台に日本を選んだ経緯について「ゆうばり映画祭に行ったときに、北海道に惚れ込んでしまった」と明かす。そして、最初にシナリオを書いてから完成に至るまで10年の月日がかかったことに「(古川と藤井を指し)2人にお会いするために10年待っていた」と笑顔で語った。

2014年に日中合作のドラマ「不可思議な夏」に出演するなど、アジア圏でも活躍している古川は、日韓合作の本作について「とても嬉しかった」と喜びをあらわにし「日本と韓国の方々が力を合わせて撮った作品に主演させていただくことに、気合が入った」と明かした。

そんな古川は、劇中でマジシャンを目指す青年を熱演。Mr.マリックが監修を務めたマジックシーンについては「撮影の20分前に練習してすぐ本番という、日本の作品では味わえない撮影方法が新鮮だった」と語り、印象に残っているシーンを訊ねられると「氷の中に入るシーンで、本物の氷を使っていて、ものすごく冷たかった」と明かす。

すると監督は「CGを使うとお金がかかるからね」とつぶやき、会場中の笑いを誘った。そして「冗談だよ。撮影していたときは申し訳ないなと思っていたけど、映画のために頑張ってもらった」とニヤリと微笑む。ところがその後に「実は古川が氷に入ったシーンがあったことを忘れていたよ」とお茶目に語り、場内からは爆笑が巻き起こった。

一方で、1万人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、ヒロインに選ばれた藤井は、当時を振り返り「絶対通ってやるという気持ちしかなかった。決まった時には嬉しくて叫びました」と明かした。そんな彼女は、ついに作品が公開されることに感情を抑えきれずに、壇上で涙ぐむ場面も。「勉強になったし、これからもっと頑張ろうと思える作品です」と、しっかりとした口調で付け加えた。

劇中では、古川も藤井も一人二役に挑戦。「あまり難しい感じはしなかった」と語る藤井に対して、古川は「片方の役のときにはヒゲを付けているんで、新鮮に思ってもらえるんじゃないかな」と微笑んだ。

そんな2人についてクァク監督は「俳優として根性が座っている」と絶賛。「今後2人が俳優として成功していく上で、そのスタートとして語られる作品になってほしい」と、将来有望な日本人俳優2人と、韓国映画界を代表する監督との海を越えた絆が、本作を通じて生まれたことを予感させた。

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