人気コスプレイヤーにガチ取材!伊織萌×宮本彩希×ユリコタイガーにコスプレ文化の“今”を訊く

いまや日本を代表するポップカルチャーの一角として、幅広い層に浸透しつつあるコスプレ。その現状や今後の展望について、多方面で大活躍中の人気コスプレイヤーに語ってもらった。

左より、人気コスプレイヤーのユリコタイガーさん、伊織萌さん、宮本彩希さん
  • 左より、人気コスプレイヤーのユリコタイガーさん、伊織萌さん、宮本彩希さん

今回、取材に協力してくれたのは、コスプレイヤーの伊織萌さん、宮本彩希さん、ユリコタイガーさん。3人は、10月28日(土)・29日(日)に池袋・東口エリアで開催された「池袋ハロウィンコスプレフェス2017(以下、池ハロ)」内のイベント「ガチ撮影エリア」にゲスト出演。撮影の合間を縫って、インタビューに答えてもらった。

さっそく、池ハロそのものの感想を聞いてみると、「ものすごく開放的で、誰でも気軽にコスプレを楽しめる雰囲気がいいですね」(伊織)、「なんといっても、池袋の街中で大々的にコスプレを楽しめるところが、池ハロの魅力だと思います」(宮本)、「コスプレイベントは写真撮影がメイン…というイメージだけど、池ハロの場合、コスプレ衣装のまま街中を歩いたり、買い物を楽しめるのがいいですね」(ユリコ)と話してくれた。

ちなみに、伊織さんたちがゲスト出演した「ガチ撮影エリア」とは、キャノンマーケティングジャパンが実施した、カメラ初心者でも手軽に写真撮影を楽しめるイベント。参加者には、同社の一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」が貸し出され、撮影した写真はすべて、持参したSDカードで持ち帰れるようになっている。

「Fate/Grand Order」のネロ・クラウディウス[ブライド]に扮する伊織萌さん
  • 「Fate/Grand Order」のネロ・クラウディウス[ブライド]に扮する伊織萌さん

池ハロとしては初の試みとなった同イベントについて、伊織さんは「カメラの使い方が分からなくても、その場でスタッフさんが丁寧に教えてくれるのがいいですね。今回初めて、一眼レフカメラを使ってみて、写真撮影の楽しさに目覚めた!…と言ってくれる人もいて。参加できてよかったです」とコメント。

また、宮本さんは「最新のカメラを貸してくれるだけでなく、照明機材も充実していて。いい環境で撮影してもらえたので、自然とテンションが上がりました(笑)。SDカードがあれば、データを持ち帰れるのもおもしろいですね」、ユリコさんは「今までカメラを扱ったことがない人でも、きれいな写真を撮れたら楽しいだろうし、コスプレにももっと興味を持ってもらえると思います。こういうイベントが増えていくといいですね」と、それぞれが独自の意見を聞かせてくれた。

「アイドルマスター シンデレラガールズ」の高垣楓に扮する宮本彩希さん
  • 「アイドルマスター シンデレラガールズ」の高垣楓に扮する宮本彩希さん

そして、いよいよ本題である“昨今のコスプレ文化の盛り上がり”と“コスプレの未来”について、3人に聞いてみることに。ユリコさんは「日本に来たばかりのころは、コスプレが好き…と言うと、変な目で見られることが多かったのですが、最近は『私もコスプレが趣味です』と言ってくれる人が増えてきて。なので、最近の盛り上がりについては、すごくいいなと思っています」と回答。

その反面、有名になりたい…という理由で、原作を見ずにコスプレをするレイヤーも増えてきている現状については、「せっかくコスプレをするのなら、その作品の世界観やストーリーも楽しまないともったいないですよ。ただ衣装を着るだけでなく、同じアニメやマンガが好きな人たちとおしゃべりして、楽しむことこそ、コスプレの醍醐味だと思います」と語ってくれた。

「鉄拳」シリーズのエリザに扮するユリコタイガーさん
  • 「鉄拳」シリーズのエリザに扮するユリコタイガーさん

続いて、宮本さんは「私はもともと、アニメが大好きでコスプレを始めたので、コスプレが注目されることで、原作のアニメやマンガもますます盛り上がっていくと嬉しいですね」とコメント。自身の活動を振り返りながら、「海外でもコスプレは人気で、そうしたイベントに呼んでいただく機会もだんだん増えてきて。世界中に、もっと日本のポップカルチャーを広められるように、少しでもお手伝いできれば…と思っています」とも話してくれた。

そんなユリコさんや宮本さんとは対照的に、伊織さんは「コスプレ文化がメジャーになってきたのはいいことだと思いますが、個人的には数年前の、ちょっとアンダーグラウンドな空気感も好きなので、そのころの雰囲気がなくなってしまうのは、ちょっと寂しいですね」と本音を吐露。

また、「コスプレは、あくまでも原作となるアニメやマンガがあってこそ成り立つものなので、それらを無視して、コスプレだけが注目され、前面に出すぎるのは良くない気がします。最近では、版元から直接ご連絡をいただいて、公式コスプレイヤーとして宣伝活動をお手伝いさせていただく機会が増えてきましたが、このように、原作といっしょに盛り上がっていける形が築けたら、それはコスプレ文化にとっても素敵な未来になるんじゃないかな…と思います」との意見も聞かせてくれた。

現状の盛り上がりを受け、はたしてコスプレ文化は、これからどのような発展・進化を遂げていくのか? 今後もさまざまなコスプレイベントを取材しつつ、その動向を見守っていきたい。【ウォーカープラス編集部】

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