清らかで美しい男たちの競演!銀幕に輝く「大映男優祭」が開催決定!

「大映男優祭」が2018年4月14日(土)より開催決定!
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数多くの映画スターを世に送り出し、世界的な評価を獲得する作品を生み出してきた大映株式会社。その創立75周年を記念して、今年の夏に開催された「おとなの大映祭」、そして12月9日(土)から開催される「大映女優祭」につづき「大映男優祭」の開催が決定した。

凛々しくも逞しい、新しい時代の女性像として描かれてきた、大映映画の女優たち。一方で男優たちもまた、それに負けず劣らず強く、そして美しくも儚げな魅力を放ち、世界中の映画ファンを虜にしてきたのだ。“凛々しい女性たち”と“美しい男たち”、この2つこそが今なお根強い人気を誇る大映映画の強みなのである。

今回の「大映男優祭」では、そんな彼らの華やかな魅力が解き放たれた作品が45作品上映される。すでに大映映画に魅了されている人はもちろんのこと、なかなか観る機会に恵まれなかったり、古い映画だからと避けている人のために、注目すべき俳優と作品をいくつか紹介したい。

まずは二枚目スターとして、劇場に詰めかけた女性ファンのハートを奪い続けた長谷川一夫。彼の主演作であり、大映初のカラー作品となった衣笠貞之助監督の『地獄門』(53)は、第7回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得するなど、その圧倒的な映像美で世界中の映画ファンを魅了した作品である。

同じ時代に世界的評価を得た黒澤明監督の『羅生門』(50)や、溝口健二監督の『雨月物語』(53)と比べると、国内での知名度はそれほど高くない作品ではあるが、決して色あせることないその美しさは、まさに別格。しかも、近年デジタル復元版として、さらに美しさを増して蘇っただけに、劇場の大スクリーンで観ておくべき一本だ。

そして、大映スターを語る上で、絶対に避けては通れないのは、わずか37歳の若さで早逝した稀代のスター、市川雷蔵だ。これまで幾度となく彼の主演作を集めた特集上映が組まれてきたが、常に大盛況。今なお、彼の神秘的な魅力に取り憑かれたファンが後を絶たないのである。

そんな彼の作品群からは森一生監督の『薄桜記』(59)に注目だ。“時代劇の父”と呼ばれた伊藤大輔が脚本を務め、後世の俳優たちに多大な影響を与えた大スター・勝新太郎と共演した本作。哀しくも美しく、まさに市川雷蔵の魅力が余すところなく込められた傑作なのだ。

さらに、大映のオールスターキャストが集った、市川崑監督の『雪之丞変化』(63)にも注目である。長谷川一夫の出演300本記念作として制作され、市川雷蔵と勝新太郎、さらに若尾文子や山本富士子ら錚々たるキャストが勢揃いした斬新でスタイリッシュな時代劇。本作もまたデジタル化されたことにより、その映像美に拍車がかかった。是非とも劇場で観ていただきたい一本だ。

他にも、勝新太郎の代表シリーズの記念すべき第1作目『座頭市物語』(62)や、田宮二郎主演の『白い巨塔』(66)をはじめ、船越英二主演の『黒い十人の女』(61)、川口浩主演の『おとうと』(60)など、大映ファンならば一度は観たことがある人気作から、なかなかスクリーンで観る機会がなかった隠れた名作まで一挙に上映。

「大映女優祭」と「大映男優祭」、いずれも時代を飾った正真正銘の傑作たちと初めて、もしくは再びスクリーンで出会うことができる、またとない機会なのだ。是非とも劇場に足を運び、数十年前の映画とは思えない“新しさ”、そして迫力と驚きといった映画の醍醐味を、心置きなく味わっていただきたい。

「大映男優祭」は2018年4月14日(土)から角川シネマ新宿ほか、全国順次上映される。

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