「女子的生活」志尊淳と西原さつきが対談!西原『人の人生を左右している作品』(1/3)

戦う美しいヒロイン・みきを好演している志尊淳
  • 戦う美しいヒロイン・みきを好演している志尊淳

NHK総合で放送中のドラマ「女子的生活」(毎週金曜夜10:00-10:50)は、坂木司の同名小説を原作に、見た目は女性だが実は男性で、恋愛対象も女性という“性”を持つヒロイン・小川みき(志尊淳)の日常生活を描いている。1月12日(金)に放送された第2話では、みきと同居人の後藤(町田啓太)の同級生・ミニーさん(中島広稀)が登場。“リストラされ、うつっぽい”というミニーさんが、みきと後藤の家を訪ねると、気を使っているみきに対して失礼な発言を連発する。そんなミニーさんが「病気ではない」と見抜いたみきが反撃に出る。“ミニーさんに女装を体験させる”という、まさか過ぎるみきの行動に、おどろいた人も少なくないだろう。しかし、吹っ切れたミニーさんはすっかり上機嫌になり、みきと後藤に「ありがとう」と告げる。同級生時代の“いじられキャラ”のミニーさんが復活するのだった。

明日(1月19日[金]夜10:00、NHK総合)放送の第3話では、みきが故郷を訪れ、初めて家族と“女性”の姿で対面する。

そんな重要な局面を前に、主演の志尊と、志尊に「女性らしい所作」を指導した西原さつきが対談。

同作で「女性役」という新境地を切り開いた志尊、そして、普段は性同一性障がいの方のための女性化レッスン「乙女塾」の代表講師である西原が、作品に込められたメッセージなどを語り合った。

同僚の女性と並ぶシーンでも、堂々としているみき
  • 同僚の女性と並ぶシーンでも、堂々としているみき

人の人生を左右している作品

――ドラマの反響はいかがですか?

志尊:俳優仲間が「見てるよ!」と連絡をくれたんですけど、正直、最初は「淳が主演だから」「女性の格好をしているから」というところに興味があったそうです。でもドラマを見てくれて「内容が面白かった」って言ってくれています。

西原:海外の作品を含めて、トランスジェンダーを扱った映画やドラマは、悲劇的な部分にフォーカスすることがすごく多いんです。たとえば「親に認められたい」「周りの理解を求めて頑張る」…みたいな演出。けどこのドラマは、みきちゃんというキャラクターが女の子として生きる楽しさや、かわいいものが好きなキラキラした気持ちとか、彼女の明るい部分にフォーカスが当たっていて。私の知っているLGBT当事者の人たちの間では、そこが斬新だったという反応が多いですね。

志尊:視聴者の皆さんからの反響もたくさんいただいていますね。この作品は、見ている方がどこに着眼点を置くかで、捉え方がまったく変わってくると思うんです。どんな捉え方であれ、この作品が多くの方へ届いたことに、僕は幸せを感じています。

西原:LGBT当事者は現実問題として苦しんでいる方も多いんですけど「このドラマのおかげで、親にカミングアウトができるようになった」という方の声を聞いて、人の人生を左右している作品だなぁとすごく感じました。

実は私の周りで、このドラマのオンエアが決まってから、親にカミングアウトをしたという人が10人以上もいて! ドラマがスタートする前から期待値は高かったんですけど、始まったことによって、作品の持つ影響力がすごく強くなったなぁというのを感じています。

志尊:視聴者の方からの反響で「ふとした瞬間にみきの男性的な部分が見えるところがグッときた」という声が多かったのも印象的でした。

撮影前から西原さんにトレーニングをしていただいたんですけど、みきを演じる上では、みきの気持ちを最優先にしたかったんです。撮影では、“女性に見られたい”という一心だけだったら、女性と並んだ時に猫背にしてみるとか、見え方を変えられる部分はあったと思うんですけど、それでも僕はみきの“強さ”を絶対に消したくなくて。そこを視聴者の方がしっかり見てくださっていたのは、すごくうれしかったですね。

ドラマを通して2人が伝えるメッセージとは?(2/3)
「女子的生活」
毎週金曜夜10:00-10:50
NHK総合で放送中

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