池田エライザ チェリーボーイは「見えないものを信じる力がすごい」(1/3)

映画「チェリーボーイズ」で童貞のマドンナを演じる池田エライザ
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とある地方都市に住む童貞3人組、東京での音楽活動がうまくいかない見栄っ張りな国森進一(林遣都)、乳首にコンプレックスを持つイケメン吉村達也(柳俊太郎)、典型的なオタク気質の高杉誠(前野朋哉)が織りなす、青(性)春映画「チェリーボーイズ」(2月17日公開)。そんな童貞3人組のマドンナ的存在にして、脱童貞大作戦のターゲットにされるヒロイン・釈笛子を演じる、池田エライザさんに作品…そして童貞の魅力を直撃!

――「チェリーボーイズ」は童貞漫画の金字塔として多くのファンから支持されている古泉智浩氏の漫画が原作ですが、作品はご存知でしたか?

いえ、お話をいただいてから台本を読ませていただきました。いつも、だいたい事務所の方から「こういう話が来ているんだけど、台本読んでみて」って言われるんですけど、今回は「一回読んで感想を聞かせて」って付け加えられて。これは何かあるぞって思いました。

――過激なシーン、かなりありましたよね?

はい。でも私自身、青年誌が好きなので、個人としては純粋に楽しんで読めたんです。母性みたいなものも、この3人組に対して感じましたし。ちょっと遅めの青春というか。バカだな~、でもいいな~って。疾走感のあるバカ騒ぎが、いとおしく感じました。

そして私が笛子をやるなら、男性が描いた笛子よりも、女の目から見た素敵な笛子にできたらいいなって気持ちも湧いてきて。

――劇中の笛子は、原作の笛子とちょっと雰囲気を変えたのですか?

無機質な部分をブラッシュアップした感じでしょうか。ビジュアルから作っていったんですけど、ビジュアルはたくましく、内面は乙女な部分がある子なので、そこを意識すれば完成するんじゃないかって。ギャップって、最初のイメージからストーリーが進んでいくにつれてどう変わっていくかだと思ったので、台本に書いてあるセリフ以上に笛子が何を思っていて、大事にしているのか、普通のセリフの中にもそういうものを出していければいいなと。

エゴなのか、愛なのか、そんな思いも湧き出てきて、そんな気持ちを西海(謙一郎)監督たちと最初にお話ししたときに、伝えました。

――原作を読んで、童貞3人組が愛おしく感じたとおっしゃっていましたが、どんなところに魅力を感じました?

見えないものを信じる力がすごいなって。そもそも3人が腐れ縁みたいなもので結束していられるのも、見えないものを信じているからで。過信しすぎて極論に行き過ぎて、行動としては極端なんですけど(笑)。けれども、自分たちが生み出した答え、決めたことだからって、根拠のない自信を持っている。まあ25歳なので、年齢としてはもう少し大人になってもいい年頃ではあるんですけど。

でもその勢いは、うらやましいなって思います。バカだなって思いつつも、うらやましいですね。笛子も同じような気持ちだと思う。割と笛子は現実主義で、でも現実主義過ぎて、自分がやっていることが、すべて正解じゃない気がしてモヤモヤしているから、不正解なことにただ突っ走っていける3人のことが気になるんだと思います。

「女性慣れしていない男性」はすぐわかる?(2/3)
2/17(土)より全国ロードショー
「チェリーボーイズ」
監督:西海謙一郎/脚本:松居大悟/原作:古泉智浩/出演:林遣都、栁俊太郎、前野智哉、池田エライザ、石垣佑磨、岡山天音、般若、山谷花純、松本メイ、岸明日香、馬場良馬、吹越満、立石涼子

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