クリント・イーストウッドと北野武は同一人物!?水道橋博士が熱弁

『15時17分、パリ行き』を水道橋博士が絶賛
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クリント・イーストウッド監督最新作『15時17分、パリ行き』(3月1日公開)の公開に先立ち、『アメリカン・スナイパー』(14)、『ハドソン川の奇跡』(16)、『ジャージー・ボーイズ』(14)、『J・エドガー』(11)というイーストウッド監督が実話を題材に撮った過去作が、新宿ピカデリーにて2月17日~28日に一挙上映される。初日に浅草キッドの水道橋博士によるイベントが同劇場で開催され、師である北野武監督とイーストウッド監督との共通点を語った。

『15時17分、パリ行き』で描かれるのは、2015年8月21日にパリ行きの特急列車内で起きた無差別テロ事件。極限の恐怖と緊張感の中、武装した犯人に立ち向かったのはヨーロッパを旅行中の若者3人だった。本作では演技未経験の3人が、それぞれ本人役を演じたことも話題となった。

水道橋博士は「実験というか、いわば最長老監督が最先端なことに敢えて挑戦しているってことがよくわかる。そこだけでも震えます」と手放しで絶賛。「しかも『ハドソン川の奇跡』よりももっとも短い」。

さらに「それを87歳でやっている。武さんが歯ぎしりしてる。武さんは70代ですが、『アウトレイジ』でそれを半分やってますから。張会長とかはリアリティがありますからね。完全な素人ですが、黒幕的な生き方をした人が実際に演技をしているんです。僕の中では、クリント・イーストウッドと北野武は同一人物説っていうのがある」と持論を展開。

また、共通点について「死とたわむれている。最近のイーストウッドの作品のテーマは、人の命を奪うとは何か、引き金を引くのか引かないのか。ビートたけしが拳銃をもつ映画を撮っているのと同じ。テイク2はほぼなく、テイク1で収める。北野映画の特徴は早撮りです。そこも同じ。役者はすごく緊張するんです。でも、武さんは演技が下手だったら、カメラを引けばいいと。映画は編集でやる。そういう共通項があります」。

さらに『グラントリノ』(08)と『アウトレイジ』が「車の官能性を描いている」といった共通点も説明し、観客をうならせた。

最後に、『15時17分、パリ行き』について「長い人生、94分、僕に時間をください。圧倒的に面白いと思っています。映画の中に描かれていることは悪夢かもしれないけど、映画が終わった時、我々観客はこれが映画で良かったと夢心地で思うはず」と訴えかけた。

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