興南優勝に地元・沖縄が歓喜!我喜屋優監督は妻に「優勝」を誓っていた

優勝が決まった瞬間、会場のテンションは最高潮に
  • 優勝が決まった瞬間、会場のテンションは最高潮に

4月3日、「第82回選抜高等学校野球大会」の決勝戦が兵庫・阪神甲子園球場にて行われ、沖縄代表の興南高校が東京代表の日大三高を延長12回の激闘の末、10−5で破り、初優勝を飾った。優勝の瞬間、地元・沖縄の興南高校体育館に集まった在校生や地元の人など500人の観客は、大型スクリーンの前で手を挙げたり抱き合ったりして大喜び。体育館は指笛や太鼓が鳴り止まない興奮と熱気に包まれた。

500人の観客が見守る中、12時30分、いよいよ試合がスタート。同校卒業生の30代女性は「ワクワクしています。仕事も抜け出して来ちゃいました」と早くも興奮を隠せない。日大三高に先制点を取られると空気は一変したが、興南は6回、2アウトから逆転すると、観客は総立ちに。熱いエールを贈る40代男性は「(試合の後)居酒屋を予約しているので、ぜひこの調子で戦ってほしい」と鼻息荒く語った。その裏、日大三高に再び同点に追いつかれるが、延長12回に興南が5点を追加して勝ち越し。その裏、島袋洋奨(ようすけ)投手は198球目をレフトフライに打ち取り、初優勝を決めた。

指笛を鳴らし続け、終始スコアブックを手にしていた指笛王国おきなわの会長・垣花讓二さんは「決勝戦では島袋投手が自ら4打点と大いに活躍してくれた!」と興奮を抑え切れないように語った。一方、同校の先生たちは「泣けてきた! 感動した!」と感無量の様子だ。教頭の玉城克也さんは「夢に見た優勝だった。選手たちに『ありがとう。ご苦労さん』と言ってやりたい。基地問題などを抱える中、沖縄県民に明るいニュースを届けられたと思う。(今後の野球部に期待することは)もちろん春夏連覇すること」と早くも夏を見据えたコメントが飛び出した。

また、野球部の寮母でもある我喜屋優監督の妻・万里さんは「今、すごく震えています。選手たちがメダルを掛けられているのを見ていたら泣いてしまいました。選手たちはとても生き生きとした表情でしたね。(帰って来たら)『おかえりなさい』って言ってあげたいです。(夫の我喜屋監督から)『優勝して帰るから!』と言われていたんですよ。今日4月3日は(我喜屋監督の)母の101才の誕生日なので最高のプレゼントになったと思う」と優しい笑顔で語った。

照れながら「(監督を)初めてほめてあげたい」とおどけた万里さん。選手たちが大好きだというアイスを冷蔵庫に忍ばせ、元気に沖縄に帰ってくる日を心待ちにしているという。【東京ウォーカー】

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