3D映画も中身重視!『ヒックとドラゴン』が全米公開4週目で首位奪取

現在、全世界で3億2000万ドル(約300億円)の大ヒットとなっている『ヒックとドラゴン』
  • 現在、全世界で3億2000万ドル(約300億円)の大ヒットとなっている『ヒックとドラゴン』

『リロ&スティッチ』(02)のクリス・サンダース&ディーン・デュボア監督による感動アニメ『ヒックとドラゴン』(8月7日公開)が、全米公開の3月26日から4週間目にして、見事に興行収入ナンバー1に返り咲いた。公開当初は、全米で大型劇場チェーンによる3D料金の値上げなどにより苦戦を強いられたが、作品のクオリティーの高さがクチコミで広がり、見事に首位を奪取した。

『ヒックとドラゴン』は、全米公開後3週連続1位を記録していたジョニー・デップ主演×ティム・バートン監督作の3D映画『アリス・イン・ワンダーランド』(公開中)を抑えて初登場1位をマークした作品だ。しかし公開2週目には3D映画『タイタンの戦い』(4月23日公開)が、そして公開3週目にはコメディ映画『デート・ナイト』が興収1位となった。ところが、『ヒックとドラゴン』は有名映画格付けサイト「RottenTomatoes」で満足度98%という驚異的な支持率を集めるなどクチコミ効果が広がり、公開4週目にして再び1位の座を取り戻したのだ。

折しも日本では、『アリス・イン・ワンダーランド』が4月17日に封切られ、オープニング2日間で興収13億1653万9200円(動員:82万8149人)を記録する大ヒットスタートを切った。そのオープニング興収の81%が3D上映によるものである(この内54.5%が日本語吹替版)。3Dというハードは映画業界に鉱脈をもたらしたが、『アバター』のようなロングランヒットにつなげるには、やはりクオリティーの高さが一番重要と言えそうだ。

『ヒックとドラゴン』の日本公開は、夏休みど真ん中の8月7日(土)公開となる。全米で「子供に見せたい映画」と評判の高い本作は、日本で先日、社団法人全国子ども会連合会から映画分野第1号として「子ども会推奨マーク」の認定を受けた話題作だ。夏休みといえば『トイ・ストーリー3』(7月10日公開)や『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク』(7月10日公開)、『借りぐらしのアリエッティ』(7月17日公開)と、アニメ市場は大作ひしめく激戦期間となるが、どの映画に軍配が上がるのか、今から非常に興味深い。【Movie Walker/山崎伸子】

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