家電製品による乳幼児のやけどが増加中! 家庭内での事故を防ぐには

乳幼児のやけどが増加しています
  • 乳幼児のやけどが増加しています

政府広報オンラインによると、家電製品で乳幼児がやけどを負う事故が多く発生しているようです。原因となっているのは、電気ケトルや炊飯器、グリル付きこんろなど。2010~2017年の7年間で、計300件以上になるとのことです。

安全と思われている家電製品で、ここまでやけどの事例が多いのは、子どもならではの特徴や行動が影響している様子。ではどうすれば事故は防げるのでしょうか?

便利な調理家電も子どもにとっては危険がいっぱい

炊飯器は家庭の必需品といっても過言ではない、どこにでもある家電製品です。しかし、炊飯中は炊飯器上部から熱い蒸気が吹き出しますが、これに触れることで、子どもがやけどを負うケースが発生しています。また、炊飯器でおかゆを調理中に子どもが炊飯器を倒してしまい、こぼれたおかゆを浴びてしまったケースもあったそうです。

近年利用者が増えている電気ケトルでも、子どものやけどが起こっています。電気ケトルは倒れると中身がこぼれやすい構造になっているものが多いため、電源コードを子どもが引っ張っただけでケトルが倒れ、熱湯を浴びてしまう恐れがあります。ほかにも、調理中のグリルに子どもが触れてやけどをしたというケースも報告されています。

このように、調理に便利で安全に使えると思われている家電製品でも、ひとつ間違えば子どものやけどの原因になってしまうことも。

1~2才になると、子どもは行動範囲が広がり歩き回ることが多くなります。身長も高くなってくると、ちょうど家電製品に手が届きやすい高さに達してしまいます。それが、乳幼児がやけどを負いやすい一因になっている、とも言えます。

【写真】子どもの皮膚は大人より薄くデリケート
  • 【写真】子どもの皮膚は大人より薄くデリケート

さらに、子どもの皮膚は大人よりも薄いため、大人よりもやけどが重症化しやすいといわれています。そのため、大人が家電製品でやけどをするよりも、子どものやけどはダメージが大きくなりやすいのです。

やけど予防には家庭内で家電製品を使うときにひと工夫を

家電はどの家庭にでもひとつは利用されていて、とても身近で便利な製品です。しかし、最初のやけどの事例でも触れた調理家電品だけでなく、アイロンやヒーターなどもやけどを負ってしまうほどの熱を持つ製品です。特に小さなお子様がいるご家庭では子どもの手が届く範囲・高さに家電製品を置かないことが、やけどを防止するための基本となるでしょう。

チャイルドロックを使うのも事故防止に有効です
  • チャイルドロックを使うのも事故防止に有効です

一部の家電製品には、子どもが触れても操作がきかないようにできるチャイルドロックが付いていますし、電気ケトルなら蒸気が出にくいモデルも販売されています。子どものやけどを未然に防ぐ方法として、使用する製品への配慮や、キッチンへの柵設置などを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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