ドラゴン×自衛隊!樋口真嗣×岡田麿里!注目のTVアニメ「ひそねとまそたん」を楽しむ3つのポイント(1/2)

この春、放送が始まった、映画監督・樋口真嗣と脚本家・岡田麿里によるオリジナルTVアニメ「ひそねとまそたん」、通称“ひそまそ”。すでに第1話が放送され、動画配信もスタートしているが、原作のないオリジナルだし、タイトルもよくわからないし…。という人のために、ここでは第1話を振り返りながら3つのポイントをあげて作品の魅力を解説したい。

航空自衛隊とドラゴンを組み合わせたオリジナルアニメ「ひそねとまそたん」
  • 航空自衛隊とドラゴンを組み合わせたオリジナルアニメ「ひそねとまそたん」

お仕事アニメとしての魅力

自分はなにになりたいのか。自分にしかできないことはあるのか。高校生の時、進路調査書になにを書いたらいいのかわからず、ちょうど空を飛んでいた戦闘機を見上げながら「航空自衛隊」と書いた甘粕ひそね。その後、彼女は航空自衛隊へ入隊。岐阜基地での勤務がスタートする。とはいっても、まだ新人。やれることと言えば、先輩を手伝い書類整理をすることぐらい。そんなある日、ひそねは第八格納庫にいる上官へ書類を渡すよう頼まれる。しかし、基地構内に立つ案内図に第八格納庫の文字はない。いったい何処へ行けばいいのか。そんな時、ひそねの前に優しいお婆さんが現れ「たぶんあなたの探しているものは、あそこにあると思うの」と、敷地の外れにある山を指差す。その山に、第8格納庫があった。

新人自衛官のひそねは職場の人間関係に悩み、早くも除隊を決意するが…
  • 新人自衛官のひそねは職場の人間関係に悩み、早くも除隊を決意するが…

そのままひそねは、第8格納庫に所属することに。そこで出会う上司や先輩。就職したてのころ、まだ慣れていない職場でどう振る舞えばいいのかわからず、少しでも良い印象を作りたくて本当の自分をちょっとだけ抑えたことのある人も少なくないだろう。ひそねもそんな新社会人の一人だ。嘘がつけず思ったことをそのまま正直に口にしてしまうため、人を傷つけ周囲から浮くこともあった。そうならないように、嫌われないように、できるだけ黙っていたら逆に「おとなしい人」と勘違いされてしまう。距離感を計りながら先輩との関係を築こうとするもうまくいかず、ストレスは溜まる一方。第1話にして、ひそねは除隊の道を選んでしまう。

ドラゴンが空を飛ぶファンタジーアニメとして

除隊を決意したひそねを引き止めた存在。それが本作でのもう一人(?)のメインキャラクター、ドラゴンだ。正式名「変態飛翔生体」、略称「OTF」。OTFを所有する国家は富み栄えると言われ近隣国からねらわれる対象となった。そのため、古来より時の政府は時代に合わせてOTFを戦闘機に擬態させ、代々秘匿してきた。現在は自衛隊がその責務を任されている。その現場こそ、航空自衛隊岐阜基地・第8格納庫だ。

ドラゴンに選ばれたひそねは、パイロットとしての訓練を積んで行く
  • ドラゴンに選ばれたひそねは、パイロットとしての訓練を積んで行く

ひそねが託された任務はOTF飛行要員、通称Dパイ。OTF(ドラゴン)を操るパイロットだ。これまでの3年間、何故かDパイを受け入れようとしなかったOTFが、一目見るなりひそねを受け入れたのは、多くの隊員にとって驚きだった。何故受け入れたのか、その真意はまだわからないが、言葉の通じない異種生命との交流が本作で2つ目のテーマとなるのは間違いないだろう。新しい職場の人間関係に悩むひそねが、OTFとどういう関係を結んでいくのだろうか。ちなみに、第2話ではドラゴンに名前が付けられるのだが、この命名にも謎が潜んでいる。

“ひそまそ”が大勢に受け入れられる3つ目のポイントとは?(2/2)
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