『リズと青い鳥』の繊細すぎる世界観に山田尚子監督もうっとり!「いい映画だったなあ…」

京都アニメーション最新作『リズと青い鳥』が公開!
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2015年から放送され人気を博した「響け!ユーフォニアム」シリーズの完全新作劇場版『リズと青い鳥』(公開中)の公開初日舞台挨拶が21日、新宿ピカデリーで開催され、主人公2人の声を担当した種崎敦美と東山奈央、ゲスト声優の本田望結、メガホンをとった山田尚子監督が登壇した。

武田綾乃の「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」を原作に、吹奏楽部の3年生鎧塚みぞれと傘木希美の友情を繊細なタッチで描き出した本作。多くの映画賞を受賞した『聲の形』(16)の監督・脚本をはじめメインスタッフが再集結したことでも注目を集めている。

みぞれ役を演じた種崎は「初日迎えられて率直に嬉しいです」と喜びを噛みしめ「話したいことがありすぎてどれから話していいのか…」と述懐。そして「例えるなら『顕微鏡見るときって息しないな〜』って感じの作品です」と本作の繊細な空気感を形容すると「いい例え!」と東山が笑顔でコメント。山田からも「最高です!」と言葉をかけられ、会場中から大きな拍手が寄せられた。

一方で「私たちの台詞のままじゃなくて、その裏側にある気持ちや、(劇中で希美が発する)『そっか』に込めた思いが伝わったかな」と作品を観終わったばかりの観客に問いかける東山。「台本をもらったときから、まるで小説のように読んでいた」と明かし「大きな出来事が起こるわけではなく、小さな積み重ねが最後につながっていったと思います」と、作品の魅力を語った。

そんな中、劇中に登場する絵本の登場人物“リズ”と“青い鳥”の声を一人二役で挑んだ本田は「声優ではない私の声をみなさんに許してもらえるか不安でした」とコメント。「私の声でみなさんの映像を観ているときに感じる何かが途切れちゃわないかな…」と何度も不安がる本田に、種崎が「希美とみぞれが言葉を発しない分、リズと青い鳥が言ってくれているような感じがしてストレートに心に届く!」と励ます一幕も。

劇中では “リズ”と“青い鳥”の関係を自分たちの関係に当てはめるみぞれと希美。どちらがみぞれで、どちらがのぞみかを明言しない演出について東山が「“青い鳥”に関する希美とみぞれのスタンスもすれ違っているという話を監督から聞かされて、すごく印象に残っている」と語ると、それを聞いていた山田は本作の世界観に思いをめぐらせ、うっとりとした表情を浮かべながら「なんか、いい映画だったなあ」と吐露し、会場を大きく沸かせた。

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