鉄男の宿敵“やつ”って誰?塚本晋也の怪演にゾクゾク!

“やつ”を演じる塚本晋也。迫真の演技に圧倒されそう
  • “やつ”を演じる塚本晋也。迫真の演技に圧倒されそう

塚本晋也の代表作『鉄男』(89)、『鉄男II/BODY HAMMER』(92)をモチーフに、自ら新しい物語を完成させたのが、5月22日(土)より公開の『鉄男 THE BULLET MAN』。息子を殺された怒りで、鋼鉄の銃器と化す男の姿を映すサイバーアクションだ。これまでのシリーズとは違い、“鉄男”をアメリカ人男性が演じていることでも話題だが、やはり見逃してはいけないのが鉄男のライバル“やつ”の存在。今回も、塚本監督自らがこれを怪演している。

外資系企業で働き、妻、息子と幸せに暮らすアメリカ人のアンソニー。だが、最愛の息子を謎の男“やつ”に殺されてしまったことで、その生活は崩壊してしまう。殺害の理由を追う彼は、次第に怒りに駆られていき鉄の男と豹変。やがて、“やつ”と対峙することになる、というストーリーだ。

この正体不明の“やつ”を、鉄男に負けないほどの迫力で演じる塚本監督。何かを企んだような陰湿な瞳、ニヤリと笑う顔、不気味なたたずまい、どれをとってもぞっとする。異様な物体ならぬ異様な人物“やつ”の存在が、塚本流のアナログの映像にハマっていて、恐怖感をあおる。これまでのシリーズ同様、×マークが付いた衣服を着用しているが、その奇怪さは今まで以上だ。俳優としての塚本の実力も確かめることができるだろう。

そんな塚本の異才ぶりを一気に堪能できるのが、5月8日(土)よりシアターN渋谷にて開催される「塚本晋也大図鑑 SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」。『鉄男』をはじめ、『悪夢探偵』シリーズや『六月の蛇』(02)など、塚本監督の87年〜08年劇場公開作品を全作上映する。期間中には、“旧鉄男”の田口トモロヲや本作でアンソニーを演じるエリック・エボシ、監督を招いてのトークショーも実施。『鉄男 THE BULLET MAN』を2倍楽しむために、この特集上映でおさらいをしてみてはどうだろう?【トライワークス】

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