スペアザ、メジャーデビュー10周年イヤーを経てアコースティック編成SPECIAL OTHERS ACOUSTIC始動!【後編】

神奈川県横浜市出身の4人組バンド「SPECIAL OTHERS」 全国各地の音楽フェスなどでも活躍中
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(前編からの続き)

― ―みなさん、曲にイメージを浮かべて、タイトルが付いていくんですね。

宮原 そうですね。「Wayfarer」は、めっちゃ旅人が歩いてる風だなって思ったし。「My Home Town」は完全にマイホームですよね。

柳下 「My Home Town」は、曲にアメリカンなイメージがあるんですよね。

芹澤 そうだね。ガソリンスタンドに勤めているオーバーオールを着たオジさんが、暖炉にあたってるっていう感じの……。

宮原 そんなイメージを浮かべてたら、「My Home Town」ってアメリカ人が言いそうだなっとかって……。

― ―横浜のことではなかったんですね(笑)。

宮原 そうですね(笑)。でも、俺たちのマイホームタウンは間違いなく横浜ですけどね!

芹澤 そうそう。音楽のマイホームタウンって言ったらアメリカかもしれないけど……俺ら横浜の影響は多大だよね。ストリートミュージックをやるっていう発想だって、横浜駅とか桜木町駅でジャズをやってる人たちを見たりして、「俺らもやりたい」ってはじめたからね。

宮原 横浜はジャズの人がストリートライブをやっていたりして、ロック以外の音楽を生で体験できたのは、ルーツだよね。

芹澤 ストリートライブっていうと東京とか弾き語りがメインだけど、横浜ってジャズだったりして珍しいんですよ。

柳下 港町だし、昔からジャズプロムナードとかもあるしね。

― ―今作『Telepathy』って、アコースティック編成でも、ジャズやミニマルミュージックみたいなアート的なアプローチとか、都会の洗練された音の印象も残ります。

又吉 前作に山のイメージがなんとなくあって、今度は都会的な感じがいいねって話をしていましたからね。

芹澤 おれら、都会的な音も好きで、ジャズとか強い要素としてベースにあるから、そういう側面にも注目してほしいかな。

【写真を見る】2014年から同じメンバーで並行して活動しているアコースティック編成のSPECIAL OTHES ACOUSTIC 名義での再始動!
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― ―アルバムタイトルにもなった「Telepathy」についても聞かせてください。

宮原 これは、この曲を作ってた時に、おれが勝手に歌詞を付けて歌っていたんですよ。「あなたと私のテレパシー♪」って。そしたら、芹澤が「テレパシー!? この曲のタイトルテレパシーがかっこよくない?」「ホントだー!」って阿吽の呼吸でした。

芹澤 まるで、ミュージックの奇跡みたいなことが起きたよね。この言葉って、アルバムもそうだし、今のおれらの現状も含め、いろんなことを象徴しているなと思って。この12年、いろんなことを経てきたけど、ずっと自分たちの好きにやってきて、スタッフもお客さんも、みんな、「何か楽しそうなことをやっている大人たちがいるな」っておもしろがってくれて、言葉にしたり音楽に乗っけて伝えたりしているわけでもないのに、みんなが共通した思いで集まってくれている。そういうのって、まさにテレパシーとも言えるなと。信頼関係があるというか。彼らなら楽しい音楽をやってくれる、お客さんが来てくれれば楽しいライブになるっていう。

又吉 メンバーにしろスタッフにしろお客さんにしろ、それぞれ思うことってあると思うけど、言葉にしなくても、こういう形でできているのはいいですよね。

宮原 実際、曲中にテレパシーコーナーがあるので、そこにも注目してほしいですね!

芹澤 テレパシーコーナーがあるという言葉を踏まえて聴くと、どこがテレパシーコーナーかわかります!

柳下 かなり斬新ですよ。業界初だと思います。

宮原 業界初!テレパシー入りCD(笑)。

又吉 実際のテレパシーが入ってるっていう。

― ―テレパシーって、どういう認識ですか。

宮原 ピピピッと、通じ合う的な。

柳下 まさに、言葉がなくともっていう。

― ―『Telepathy』を携えた全国ツアーも決定していますね。

宮原 今回のツアーは注目すべきですよ。狭い面積にも楽器を設置できるとか、爆音じゃなくても聴けるというアコースティック編成の特性を活かし、おもしろい会場でやるツアーですね。スペアザ史上初となる場所もあります。

宮原 重要文化財の文翔館やながめ余興場、沖縄はガンガラーの谷でやりますよ。そういう特徴のあるような場所とか……。

柳下 時より、恵比寿LIQUIDROOMのようなライブハウスで、アーバン感も出しつつ。

宮原 こういうところでも見せられるんだぜってね。

― ―楽しみにしています。ちなみに、最近、横浜関連でアツいと思っていることってありますか。

芹澤 北線ができた!

柳下 首都高と第三京浜を結ぶ新しい高速道路ができたんできて、めっちゃ便利になったんですよ。

芹澤 おれらの生活がありえないくらい向上した道路。

宮原 東京どころじゃないですよ。四方八方、羽田にも行きやすい。

芹澤 日本のどこへでも行きやすくなったと言っても過言ではない。

宮原 便利というのと、新しくみえる景色もいい。今までなかった高いところに道が通ったので、ガキの頃から遊んでいた街とかが、今までみれなかった視点で見れる。しかも歩行者自転車OKなんだよね。北線のおかげで、七麦の海の方面と。歩行者とおれる。便利!北線がここ最近で1番あがったできごとかな。

又吉 僕も、たまに乗せてもらったりして、恩恵を受けてます。

芹澤 あと、港北のところから入って、生麦につくまでの早さ。ワープしてるんじゃないかっていうくらいの速さね。もう生麦にいるの? みたいな。

柳下 北線に設置されてる看板、逆光だと文字がみえないんですけど、逆光でも何が書いてあるかみえるような仕組みになってて、感心しました。

宮原 日本のものづくりだね!

発売中のnew album 『Telepathy』
  • 発売中のnew album 『Telepathy』
●プロフィール
芹澤"REMI"優真(Key.)、柳下"DAYO"武史(Gt.)、宮原"TOYIN"良太(Dr.)、又吉"SEGUN"優也(Ba.)。95年、高校の同級生で結成し、ロックシーンやポップス、アイドルシーンに切り込むなど、インストバンドとして独自のキャリアを築き、日本武道館での単独ライブも成功させたSPECIAL OTHERSのアコースティックプロジェクト。2014年10月デビューアルバム『LIGHT』をリリースし、全国ツアーを実施。全国各地の音楽フェスなどでも活躍中。
new album
『Telepathy』
発売中
(CD+DVD)3,780円
(CD)3,024円
SPEEDSTAR RECORDS

LIVE INFORMATION
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC 2nd ALBUM『Telepathy』Release Tour 2018
5月26日(土)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・能楽堂
5月27日(日)長野北野文芸座
6月1日(金)長崎県美術館エントランスロビー
6月2日(土)福岡電気ビルみらいホール
6月7日(木)仙台darwin
6月9日(土)山形県郷土館文翔館
6月10日(日)群馬ながめ余興場
6月16日(土)周南RISING HALL
6月17日(日)岡山YEBISU YA PRO
6月22日(金)札幌cube garden
6月23日(土)旭川CASINO DRIVE
6月30日(土)沖縄ガンガラーの谷ケイブカフェ
7月7日(土)名古屋BOTTOM LINE
7月8日(日)浜松窓枠
7月11日(水)恵比寿LIQUIDROOM
7月16日(祝)滋賀サケデリックスペース酒游舘
追加公演
7月15日(日)服部緑地野外音楽堂
8月25日(土)上野恩賜公園野外ステージ

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