現地の青年になじみすぎ!? 太賀「風を感じながら芝居をするのは気持ちが良かった」

日本、フランス、インドネシアの共同製作で、インドネシアのバンダ・アチェという町を舞台にした、ディーン・フジオカ主演映画「海を駆ける」が5月26日(土)に公開。

同作は、ある日、海岸で倒れていた謎の男(ディーン・フジオカ)。アチェで復興支援の仕事をしながら、息子のタカシ(太賀)と暮らす貴子(鶴田真由)は、その男を預かることに。貴子、タカシ、貴子らの親戚のサチコ(阿部純子)、タカシの同級生・クリス(アディパティ・ドルケン)、クリスの幼なじみ・イルマ(セカール・サリ)らが、男の身元捜しに奔走する中で、不可思議な現象が起こり始める、というストーリーだ。

タカシを演じた太賀に、アチェで約1カ月間行われたというロケの秘話を聞いた。

5月26日公開の映画「海を駆ける」に出演する太賀
  • 5月26日公開の映画「海を駆ける」に出演する太賀

――作中では、現地の青年としてかなりなじんでいらっしゃいました。役づくりはどのようにされたのですか?

クランクインの2カ月くらい前から、インドネシア語を勉強しました。これまであまりなじみのない言葉だったので、やっぱり難しかったですね。だから、日常会話というよりも、まずはセリフを優先的に練習していましたが、「ごはん食べた?」とか「トイレどこ?」とか、簡単なコミュニケーションはインドネシア語でできるようになりました。あとは、髪をインドネシアの美容師の方に切ってもらったり、日焼けをしたりとか、ちょっとでもその場所に生きている人に見えるように心掛けたという感じですかね。

――食事のシーンでは、手で食べていたのが印象的です。

そうなんです。そういう所作も出来る限り近付けたいと思っていました。

――映像では、景色がすごくきれいでしたね。

海がすごくきれいでした。トラックの荷台に乗って移動するシーンは、日本では絶対できないですし、アチェの町中を、トラックの上でディーンさん、阿部さんと風を感じながら芝居をするのは気持ちが良かったですね。

「海がすごくきれいでした」とアチェでの撮影を振り返る
  • 「海がすごくきれいでした」とアチェでの撮影を振り返る

――ディーンさんが主演ですが、タカシ、サチコ。クリス、イルマの4人の青春物語という一面もありますよね。4人はすごく仲が良かったとのことで、深田監督は4人のシーンを増やしたともうかがいました。現地ではどんなふうに過ごしていましたか?

もちろん現場でも一緒にいましたけど、宿泊先でもいつも4人で1つの部屋に集まって、仕事とかプライベートとか何でも話してましたよ。ずーっと一緒にいました。阿部さんが英語を話せるので、阿部さんがいろいろつなげてくれてすごく助かりましたね。僕はインドネシア語辞典を持って行ってたので、それを片手にアディパティやセカールと話していましたね。特にアディパティとは2人で海に行ったり、すごくよくしてくれましたね。

――印象的なシーンは?

クリスと学校で「おまえ、サチコのこと好きなの?」と話すシーンはすごく印象深いですね。クリスとインドネシア語でのやりとりはいくつかあるんですが、クリスとの友情をはっきりと表現したかったので、そこのインドネシア語のセリフには特に力を入れていたんです。他にも何か分かりやすい表現がないかなーと思っていたとき、アディパティがジャカルタで友達を紹介してくれたときがあったんですが、アディパティとその友達がハンドシェイクをしてたんですよ。これを使うのはどうかというのを深田監督に提案したら、気に入ってくれて。アディパティとハンドシェイクをやったのが、そのシーンにしっくりはまって印象深かったですね。そういうので、現地の人っぽさが出たのかなと思います。ぜひ、そこも注目してみてください。

たいが=1993年2月7日生まれ、東京都出身。6月25日放送のSPドラマ「あにいもうと」(TBS系)ほか、10月スタートの福田雄一監督作の新ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)に今井勝俊役で出演。また、11月には主演映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」の公開を控える

映画「海を駆ける」
5月26日(土)公開
脚本・監督=深田晃司/出演=ディーン・フジオカ、太賀、阿部純子、アディパティ・ドルケン、セカール・サリ、鶴田真由ほか

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