AKB48チームA「目撃者」公演 岡部麟(AKB48)「大丈夫だと強がっていたけど、チームAのキャプテンはやっぱり大変でした」

チームAの新キャプテン、岡部麟さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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 6月12日、AKB48 チームAによる「目撃者」公演が、東京・秋葉原のAKB48劇場で初日を迎えた。組閣によってAKB48内のチームが再編し、新チームAのキャプテンに任命されたのは、チーム8と兼任の岡部麟さん。この日の公演で、いよいよ岡部チームAが始動した。

【写真を見る】小栗有以さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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下尾みうさん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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 公演初日の出演メンバーは、岡部麟さん、小栗有以さん、加藤玲奈さん、後藤萌咲さん、下尾みうさん、篠崎彩奈さん、鈴木くるみさん、田口愛佳さん、谷川聖さん、千葉恵里さん、長久玲奈さん、西川玲さん、宮崎美穂さん、前田彩佳さん、向井地美音さん、横山由依さんの16人。新チームAが最初の劇場公演で臨む「目撃者」は、10年7月から12年10月まで高橋みなみさんがキャプテンを務めたチームAが行った公演で、難易度の高い激しいダンスが特徴となっている。

小栗有以さんと岡部麟さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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岡部麟さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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初日の前日、6月11日に同劇場でゲネプロ(最終舞台稽古)が行われ、終演後に出演メンバーによる会見取材が行われた。最初の公演に「目撃者」を選んだ理由をキャプテンの岡部さんは「正直、このチームで何の公演をやればいいのかわかりませんでした。なので、横山さんやみーおん(向井地美音)さんに相談して、岡部チームAでも『A感』を出していこうかと思って『目撃者』公演にしました。昔、前田敦子さんや篠田まりこさんら先輩がやっていた公演ですし…」と説明中に言葉が詰まってしまうと、横山さんが「チームAらしさを残したいとか、劇場公演の良さみたいなものも残していきたいという思いがあったので、これまで先輩たちがやってきた公演の中で何を選ぼうという話になったとき、例えば『ただいま恋愛中』公演や『恋愛禁止条例』公演は他のチームの時にリバイバル公演をしたことがあって。『目撃者』公演はNMB48(兼任時に)やっているんですけど、AKB48の劇場ではリバイバルをしたことがなかったので、今のチームで新しいものをできるんじゃないかなって。そんな想いから(今回の演目を)『目撃者』公演に、麟ちゃんを中心に、私とかみーおんとか他のメンバーの意見、マネージャーさんの意見を聞いて、決めさせていただきました」と続けた。

小栗有以さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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向井地美音さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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「早速助けてもらっちゃいました」と照れ笑いする岡部さん。「横山さんとか、れなっち(加藤玲奈)さんとかがいらっしゃるので、結構甘えさせていただいてます。みんなのリーダー像とは違って、自分で言うのもなんですけど、縁の下から、先輩も後輩もいるこのチームAを引っ張っていけたらいいなと思っています」と、自身のリーダー像を語った。それを受けて、横山さんが「私はいろんなキャプテンを見てきて、(前総監督の)高橋みなみさんだったり、秋元才加ちゃん、(NMB48の)さや姉(山本彩)のキャプテンシー(リーダーシップ)を見てきました。私の中では、キャプテンというのは形にとらわれなくていいと思っています。麟ちゃんらしいキャプテンがすでに出来上がっているんじゃないかなって思っているので、全員で一からチームを作っていくのも面白いなと思いました」と、岡部チームAの特徴である「みんなで作るチーム」の魅力を話してくれた。

後藤萌咲さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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長久玲奈さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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向井地美音さんと小栗有以さん/AKB48 チームA「目撃者」公演より
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 今回の公演では、かつて前田敦子さんが務めたポジションに小栗有以さんが、高橋みなみさんが務めたポジションに向井地美音さんが抜擢されている。小栗さんは「今回、前田さんのポジションを任せてもらえてすごく光栄です。偉大な先輩方が行ってきた『目撃者』公演を映像で観て、かっこいいな、すごいなと思いましたけど、私自身はそれを超えるというよりは、今出来る自分らしさで、前田さんたちの公演とは違う、新しいものをお見せできればいいなと思っています」と、リバイバルだけじゃなく、新しい要素を入れた公演だと主張。向井地さんも「高橋みなみさんのポジションをやらせていただいていますが、『目撃者』公演はAKB48のセットリストの中でも一番好きな公演で、ずっとやってみたいという憧れがあったんですけど、『今の自分にできるのか?』というプレッシャーがありました。でも、AKB48といえば『目撃者』公演という印象があったので、ゲネプロで『Pioneer』とかを踊った時、『あ、今、私すごくAKBをやってる!』という実感が湧いて本当に楽しかったです(笑)。たかみな(高橋みなみ)さんの映像をよく観て勉強させていただいたので、自分らしさを出しつつも、『美しき者』のセリフの部分は、たかみなさんのちょっとドヤってるところは少しマネしました(笑)」と、伝統の継承を実感しながら、やはり新しいものを取り入れる努力をしていると話した。

AKB48 チームA「目撃者」公演より
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AKB48 チームA「目撃者」公演より
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AKB48 チームA「目撃者」公演より
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 最後に、始動した新チームAをどんなチームにしていきたいかという質問を受け、岡部さんが「チームAがAKB48を引っ張っていかなくてはいけない。エース感と王道感の2つを大事にするチームでなくてはいけないという意識は持っていました。最初はいろんなインタビューで『キャプテンとしてどう?』と聞かれて『大丈夫です』と答えていましたけど、歴史のあるチームなので、やっぱりプレッシャーが…。すごくタイトなスケジュールの中でレッスンをしていて、私が一番(レッスンに)出られなくて、自分でこうしたいというキャプテン像があったんですけど、それもできなくて…。『大丈夫』だと強がっていたけど、チームAのキャプテンって大変だなと思ったし、チーム8と兼任でキャプテンをやらせていただいているので、たくさんやることがあって、やっぱり大変でした…」と、自分の想いを伝えようとしたが、こらえきれずに涙が溢れた。すかさず横山さんが「チームAに対する麟ちゃんの理想は、『みんなが一人一人活躍して、グループを一人一人が引っ張って、チームAにはエースがいっぱいいる。AKB48といえばチームAだよね』と言われるようになることだと思います」とフォロー。岡部さんに向かって「大丈夫だよ」と優しく声をかけ、「麟ちゃんは、こういう一面を今まで見せてこなかった。でもプレッシャーがあったんだなってわかりました。みんなでもっと支えていきたいと思ったし、麟ちゃん中心にまとまっていけたらいいなと思っています。初日の前に、麟ちゃんの気持ちがわかったことが、このゲネプロで得た一番大きなことなので、明日(初日)は麟ちゃんをみんなでサポートして、いいステージを作っていけらたいいなと思っています」という言葉で締めくくった。

ゲネプロ後、会見取材に出席したチームAのメンバーたち
  • ゲネプロ後、会見取材に出席したチームAのメンバーたち
会見取材中に涙が溢れた岡部麟さん
  • 会見取材中に涙が溢れた岡部麟さん

取材・文/田中隆信

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