ワンランク上の企画書を作るアイデア整理テク/コクヨのノート術

頭の中を整理するときは、入れ替え可能なふせんを使う

【ふせんを活用して、ポイントや頭の中身を「見える化」する】

仕事で企画書の流れを考えたり、アイデアを発散・整理するときには、A4サイズの方眼ノートを見開きで使います。

たとえば、この写真は、あるプロジェクトのポイントを俯瞰するために作業していたときのノートです。

プロジェクトの中期(企画スタートから骨子が固まるまで)までで使用しました。

ふせんに重要なことを書き出して貼り、必要のないものは剥がし、新たに重要だと感じたことがあれば貼って……という作業を繰り返していきます。

プロジェクトの進行にともない、ふせんの内容も更新されていきます。

これは、頭の中だけではなかなか見えづらい関係性を常に「見える化」したい、という思いで始めた方法ですが、「ひとりブレスト(ブレインストーミング)」など、アイデア出しの作業にも活用できます。

決めるときはマトリックスを書いて考える

【ノートを活用して、冷静な判断をする】

アイデアを選んだり、作業の優先順位を決めたりするときには、どのような判断軸で評価するのかを考えます。

その評価軸の中でもっとも大切であろうと考えられるものを2つ選んで、タテとヨコの十字のマトリックスをつくり、その上にそれぞれのアイデアや作業などの項目をプロットしていきます。

よく使う評価軸は3タイプあります。

たとえば、社内改善案であれば「影響度」×「実現性」、プロジェクト作業の優先度であれば「重要度」×「緊急度」、社外のパートナーを選ぶのであれば「品質」×「コスト」など。このように視覚的に選択肢と評価軸を見ることで、冷静な判断をすることができます。

マトリックスを書いて考えると、足りなかった視点に気づくとともに、問題点が見えてくる
  • マトリックスを書いて考えると、足りなかった視点に気づくとともに、問題点が見えてくる

企画は、ノートに「問い」を書いて眺めて考える

【疑問文「○○○は?」を書き出してから、思考をスタート】

企画や提案を考えるときには、「さあ、企画を考えよう」と思ってみたものの、思考があっちに行ったり、こっちに行ったりするものです。

見当違いの方向に行ってしまわないためにも、まず初めに、「提案に盛り込むべき要素は何か?」を疑問文で書き出してみます。

たとえば、「ターゲットは?」「コンセプトは?」「主なニーズは?」「具体的な計画は?」という具合です。

書き出す項目は、「その企画を決裁する人は、何を知りたいだろう?」と考えながら拾い上げていきます。

ここで出てきた問いに対する答えを考えながら埋めていけば、おおよその企画概要が見えてきます。

疑問文に答えるカタチで、企画の骨の部分が固まってくる
  • 疑問文に答えるカタチで、企画の骨の部分が固まってくる

(つづく)

【著者紹介】コクヨ株式会社
1905年創業。文具、事務用品を製造・販売するステーショナリー関連事業と、オフィス家具、公共家具の製造・販売、オフィス空間構築などを行うファニチャー関連事業、オフィス用品の通販とインテリア・生活雑貨の販売を行う通販・小売関連事業から成る。
代表商品でもある「キャンパスノート」は発売から40年以上の歴史があり、今なお日本人に愛され続ける文具アイテムである。

【書籍紹介】『たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術』(KADOKAWA)
ノートの企画・販売において最高の歴史と実績を誇る、コクヨがお届けするノート活用のハック集。方眼・横線・無地、3種のノート本来の活用方法と、コクヨ社員自らが実践する「成果があがるノートの技術」100メソッドを一挙公開します。

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