信州名物“おやき”が東京で人気

「いろは堂 ecute立川店」はおやきを買う人で混みあう
  • 「いろは堂 ecute立川店」はおやきを買う人で混みあう

信州の郷土料理“おやき”が東京・立川で注目を集めている。人気のきっかけは「ecute立川」内の「いろは堂」。本場長野に本店を置く老舗おやき店だ。

おやきとは、小麦粉を水で溶いて薄くのばした生地に、野沢菜やカボチャ、あずきなどのあんを入れ蒸して焼く信州の名物。関東出身者にはあまりなじみのない食べ物だが「いろは堂」では平日でも200〜300人がおやきを買っていく。

小麦粉で作り、蒸して焼く通常のおやきと比べ、「いろは堂」のおやきは小麦粉とそば粉で作り、油を通したかりかりもっちりとした食感が持ち味。08年6月下旬には「第14回日本観光博覧会・旅フェア2008」で、2位の佐世保バーガーをおさえてグルメ大賞に輝いた。

「いろは堂」の全国に向けて展開する姿勢を学ぼうと、長野商工会議所が設置する「信州おやきブランド化研究会」の講座のゲストに同店の伊藤正宗さんが招かれた。同講座は若手後継者の育成支援やおやきの新しいブランドづくりをする運動の一環。おやきを全国に広めようという運動が広がってきている。

「いろは堂 ecute立川店」の店長・伊藤拓宗さんも長野県出身。「長野の伝統料理が東京の人達にも受け入れられている事がうれしい」と話す。同店のおやきのあんは、かぼちゃやしめじ、粒あんなど、素朴なものが中心。一番人気は本店でも人気の野沢菜だ。ほかにも野菜ミックスやねぎみそなど、“しょっぱい系”が人気なのだそう。「これからもおやきが広まっていって、浸透していけばいいですね」と伊藤さん。かりかりもっちりの信州名物“おやき”、1度食べるとクセになるかも。【東京ウォーカー/白石知沙】

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