嫌な未来を想像すると人は動けなくなる/先送りせず「すぐやる人」になる方法

快楽を捨てる

何かを始めるためには「いまやっていることをやめ」て「新たなことを始め」なくてはいけません。

テレビを見ている状態から、仕事をしようと思ったら「テレビを切る」「仕事を始める」という行動を取らなければいけないのです。

多くの人は、この2つをいっぺんにやろうとします。しかし、2つのことにいっぺんに取り組むのは、ハードルが高すぎます。だからなかなか動けないのです。

「快楽を捨てること」と「苦痛を選択する」という2つのことを一度にやろうとしてはダメです。

まず「快楽を捨てる」ことだけに、全神経を集中させましょう。

テレビのスイッチを切る。そして、そのあとのことは考えない。「仕事をするためにまずテレビを切る」のではなく、「テレビを切る」ことに集中することがポイントです。あとのことを考えてはいけません。

まずは「いまの快楽を捨てること」に集中しましょう。

嫌な未来を想像しない

人は基本的になまけものです。不快なこと、大変なことはなるべく避けたい生き物です。だから、これからすることが「不快」「大変」だとますます動けなくなってしまいます。

これからやらなければいけないことに思いをはせて、動けなくなってしまってはいけません。「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」「あれの次はこれも待ってる……」などと悲観的になってしまうと、どんどん動けなくなります。

まず、いまの快楽から抜け出すこと。いったんニュートラルになることが大切なのです。

【著者紹介】佐々木 正悟(ささき・しょうご)
心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。1973年、北海道旭川市生まれ。1997年、獨協大学を卒業後、ドコモサービスで働く。2001年、アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後の2004年、ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年、帰国。帰国後は「効率化」と「心理学」を掛け合わせた「ライフハック心理学」を探求。執筆や講演を行っている。

【著書紹介】イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法
物事を「すぐやる人」「やりぬく人」に変わるための100の方法・決定版! 物事を「すぐやる人」、そして「やりぬく人」に変わるための方法を誰にでもわかりやすく解説する一冊。仕事、勉強、スポーツ、ダイエット、片付け……これらは、いざ「やろう!」「続けよう!」と思っても、ついつい先送りしてしまったり、途中であきらめてしまったりすることも少なくありません。しかしこれらはみな、心理学的な分析に基づいて実践してみれば、「自分は意思が弱いから…」と思いがちな人でも、驚くほどスムーズに最初の一歩を踏み出すことができます。本書は「すぐやる人」、そして「やりぬく人」に変わるための方法を合わせて100テーマ取り上げ、イラスト図解を使いながら展開します。

キーワード

関連記事

[PR] おすすめ情報