「古書」よりも「新刊」を買うべき理由とは?/読書のルール

現在、書店に新刊書として並んでいなくても、自分に合う本はたくさんあります。ですから、「古書よりも新刊書を買ったほうがいい」ということはありません。ただし、注意すべき点が2つあります。

ひとつ目は、線が引かれていない本を選ぶことです。

古書は多くの場合、誰かが先に読んでいます。中には、買ってもろくに読まず、すぐに売ってしまう人もいるかもしれません。ですが、基本はすでに誰かが読んだものなので、線が引いてある場合が結構あります。

線が引いてあると、人はどうしてもその線に目が行き、思考が引っ張られてしまいます。それが、自分の知りたい情報ならばいいのですが、多くの場合そうではありません。必要のない情報を入れると、思考の邪魔になるので、できるだけ他人が引いた線がない本を選びましょう。

購入時に、本の状態が書かれている項目をよく確認し、線のあるものはなるべく避けたほうがいいでしょう。

2つ目は、タイトルが同じでも内容が改訂されている場合があるということです。そういうときは、情報の新しいほうを選びましょう。見分けるには、本の巻末近くにある「奥付(おくづけ)」を見ます。奥付は、書名や著者、発行者、印刷者、出版年月日など、いわば本のプロフィールが書かれたページです。

たとえば、奥付に「○年×月△日 第2版発行」と書かれていることがあります。

最初に発行されたものを「初版」と言います。初版をもとに内容を書き換えたり、新しいデータを加えたりしたものを「第2版」と言います。さらに、第2版をもとに書き換えたものは「第3版」となります。版の前の数字が大きいほど、情報が新しいのです。

ネットで買う場合にも、版が明記されていることが多いので、よくチェックしましょう。

【著者プロフィール】園 善博(その・よしひろ)
京都府生まれ。「速習セミナー」主宰。自身の読字障害を記憶のメカニズムにあった読書法で克服。その後、約13ヵ月で日本語、英語の書籍を含め、ビジネス経済関連図書58冊、脳・神経の関連専門図書43冊、心理学関連図書48冊、学習障害(読字障害)関連図書82冊、スポーツメンタルトレーニング関連図書27冊を読破。その経験を活かし、世界最速で8000人の受講者と著者を輩出するカリスマ講師となる。著書に『本がどんどん読める本』(講談社)、『魔法の速習法』(中経の文庫)など。

【著書紹介】『本の中身が頭に入ってこない人のための読書のルール』(KADOKAWA)
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