新しい暇つぶし!?バスツアーが若者にウケてる理由

おしゃべりしても、おやつを食べても、熟睡しても。乗り過ごすことなく目的地に着けるのがうれしい
  • おしゃべりしても、おやつを食べても、熟睡しても。乗り過ごすことなく目的地に着けるのがうれしい

最近のバスツアーにちょっとした異変が起きている。中高年というイメージがあった日帰りバスツアーが、ここに来て若者に人気だというのだ。大手旅行会社のHIS(エイチ・アイ・エス)では、3年ほど前から様々なバスツアーを企画しているが、最近学生やカップルで参加する人が目立つと言う。今、“バスツアー業界”に何が起きているのだろうか。H.I.Sの広報に聞いてみた。

「ツアーをはじめた当初は、シニア層を狙っていたんですが、実は若い方の参加率が意外に多いということに気づいたんです。ならばいっそのこと若い人向けにしようと、『イルミネーション』や『アウトレット』、『スイーツ食べ放題』などの日帰りバスツアーを実施しています。どれも今では人気ツアーとして定着していますよ」

たしかにイルミやアウトレットと聞くと、いやがおうでも心はくすぐられてしまう。でも、そもそも若者がバスツアーに目を向けるようになったのはなぜ?

「まず一つは、若者の車離れがありますよね。もう一つは日帰りバスツアーの特徴でもある『安・近・短』です。できるだけ安く済ませられて、なおかつ日帰りで十分楽しめるというおトクさが受けているのではないでしょうか」(同)

また、若者の志向と景気を考え、H.I.Sでは次なる企画を考えているという。その名も「社会見学ツアー」。国会議事堂や東証アローズ、横須賀軍港クルーズ(すべて予定)といった、なかなか馴染みのないスポットに行けるのがうれしいところだ。

ますます充実しそうなバスツアーだが、普通の旅行ニーズは減ったりしないのだろうか? 「旅行では“重いな”と感じる若者に対し、コスト的にも時間的にも、映画や飲み会と同じ気軽さで参加できるバスツアーは受けるのだと思います。目指すは『新しい暇つぶし』ですね。それくらい気軽にバスツアーを使ってもらえればうれしいです。日帰りバスツアーを通して旅の楽しさを知ってもらい、国内・海外へと足を伸ばしてくれればと思いますね」(同)

不景気が叫ばれているこのご時勢に、「安・近・短」で楽しめる日帰りバスツアーはたしかに若者の心をつかんでいる。ちょっとしたイベント感覚で楽しめる日帰りバスツアー。未体験の人は、一回参加してみるとその面白さとおトク感にハマってしまうかも。 【WalkerPlus/安藤真梨】

【H.I.S 日帰りバスツアー・宿泊バスツアー】
24時間オンライン申し込み、出発前日までの申し込みが可能
URL http://nippon.his.co.jp/special/bus_day.htm

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