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『nude』初日舞台挨拶は涙、涙! みひろ、自身の歩んだ道を振り返り感謝を述べる

MovieWalker 2010年9月18日 15時06分 配信

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人気AV女優みひろの半生を赤裸々に綴った自伝的小説を映画化した『nude』(公開中)の初日舞台挨拶が9月18日、都内で行われ、出演者の渡辺奈緒子、佐津川愛美、永山たかし、小沼雄一監督、原作者のみひろが登壇した。

人気絶頂の中、惜しまれつつも今年6月にAV界を引退し、本格的に女優として活動を行うと発表した国民的AV女優みひろ。女優になる夢を持ち上京した、山瀬ひろみ(渡辺)はある日、AVには出演しないことを条件にヌードモデルへの誘いを受ける。次第に演技の仕事も増え、女優になりたいと前にも増して強く思うようになるが、恋人の英介(永山)や親友のさやか(佐津川)から猛反対され、孤立していく。普通の女の子“ひろみ”から、国民的AV女優“みひろ”への、AV女優の道に踏み込んだ不安と葛藤を描いている。

今回が映画初主演となった渡辺は、「葛藤している姿や心を丸裸にさらけ出すことが難しくて、『どんな風にみひろさんは感じていたのだろう。自分だったらどう感じるんだろう』と考えて演技していた」と振り返り、みひろについて「いつもこのままの飾らない姿の天真爛漫でいる。そういう雰囲気で明るくしてくださったので、すごく助けてもらった」と感謝の気持ちを伝えた。

原作者のみひろは、自身が歩んできた道について「いっぱい葛藤もしたし、自分で削ってきた部分も多かったんですけど、それが本になって、漫画になって、映画になって、今日初めてこんなにたくさんの方に観に来ていただいて、人との素敵な出会いがいっぱいあったから実現したと思う」と喜びを語り、涙を流した。

ひろみの恋人・英介役の永山は、「人の思考はひとつじゃないので、僕は彼女のやってることを認めたい気持ちと、それを目の当たりにした時に認められない気持ちがごちゃごちゃでした」と自身の心情を明かし、「キムチ鍋を食べるシーンで食べたかったけど、『この後、キスシーンあるしな。どうしようかな』と葛藤しました。結果、食べずにフリスクを食べました」と話し、場を和ませた。

また、みひろは「今日の朝、親友からメールが来ました!」とエピソードを披露すると、ひろみの親友・さやかを演じた佐津川は「渡辺さんとは初共演だったけど、親友を見守るような気持ちで現場にいた」と感情移入し、涙ぐむ場面も。

「原作は、みひろが自分の思いを伝えるために書いたと強く感じた」という小沼監督。原作を何度も読んだといい、「人生の選択が正解か不正解かっていうことはあるけど、大事なのはその選択をした今、自分は何をすべきなのかだと思う。ここにいるみなさん、それぞれの人生を選択して今がある。それを信じてやっている姿は、みなすべて美しい」とメッセージを送った。【MovieWalker】

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