サービス終了のお知らせ
NewsWalkerは2019年3月26日(火)をもってサービスを終了させていただきます。サービス終了後は各レーベルのサイトにて、ニュースをお楽しみください。

電話を発明したのはエジソン? ベル? それともメウッチ? 眠れないほど面白い地球の雑学(120)【連載】

地球の雑学 その120
  • 地球の雑学 その120

地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"!

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第120回目をお送りします。

◇◇◇

電話を発明したのはエジソン?ベル?それともメウッチ?

電話が発明されたのは19世紀後半のことだが、その発明の名誉と特許をめぐり、さまざまなドラマが存在していた。

まず、「電話」のことを英語で「telephone」というが、もちろんこれは新たにつくられた言葉である。その由来は「遠くの音」という意味を持つギリシャ語で、ドイツの物理学者ヨハン・フィリップ・ライスにより名づけられた。

1861年、ライスはフランスのシャルル・ブルサールが雑誌に発表した「音声の電送」という発想を引き継いで研究を進めたが、その発明が日の目を見ることはなかった。

1871年になると、イタリアのアントニオ・メウッチが、重病の妻との会話を目的に電話を発明する。ところが、経営していた会社が倒産し、資金難に陥ったことから、電話機の特許申請料を払えないという悲運に見舞われた。さらに、それから5年後の1876年1月、あのトーマス・エジソンも電話機の特許を取得しようとするが、書類の不備が原因で、こちらも特許を取得できなかった。

一般に、電話の発明者とされるグラハム・ベルが、アメリカの特許庁に特許を出願したのは、エジソンが書類不備となった1カ月後の1876年2月14日。ベルに遅れること2時間、電話のもととなる機器を発明したイライシャ・グレイも特許を出願したが、アメリカの制度では先に特許を出願したものを優先するため、電話機の特許はベルのものになった。

しかし、電話の発明者については2002年、アメリカ合衆国議会で「イタリアのメウッチが最初に電話を発明した」と認める決議が行なわれた。その結果、電話の発明者としての栄誉はメウッチのものになったのである。

著=雑学総研

人類なら知っておきたい 地球の雑学


人類なら知っておきたい 地球の雑学
思わず誰かに話したくなる「理系のウンチク」が満載! 職場で家庭で、日々の「雑談」に役立つ、動植物・天体(太陽系)・人体・天気・元素・科学史など、「理系ジャンルネタ」が存分に楽しめる必読の一冊です!

▼単行本情報はこちらから

著者:雑学総研
珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。

キーワード

[PR] おすすめ情報