角川書店発行のベストセラー『テンペスト』が舞台化!仲間由紀恵が男女1人2役を演じ分ける難役に挑戦

囲み取材で今回の舞台『テンペスト』の意気込みを語る右から堤幸彦氏、仲間由紀恵氏、山本耕史氏、生瀬勝久氏
  • 囲み取材で今回の舞台『テンペスト』の意気込みを語る右から堤幸彦氏、仲間由紀恵氏、山本耕史氏、生瀬勝久氏

池上永一原作のベストラー長編小説『テンペスト』が、「琉球ロマネスク『テンペスト』」として、新たに生まれ変わり舞台化されました!

本舞台では、4部作ある原作のなかから印象的なエピソードを抽出し、オリジナルストーリーに変更されています。その脚本を担当したのが2年連続日本アカデミー賞を受賞した脚本家の羽原大介氏。演出には、『TRICK』でおなじみの堤幸彦氏が行った注目の話題作です。ストーリーは19世紀江戸時代末期の琉球王国。激動の時代のなか運命のいたずらに翻弄されながらも、真の愛を貫いたひとりの女の壮大な物語になっています。今回、物語の主人公で“男女1人2役”、天才少女真鶴と孫寧温(そんねいおん)の名で男に扮し、政府の要職につき琉球王国の執政を務めるという難役に挑戦するのは、沖縄が生んだ国民的女優・仲間由紀恵氏です。

公演前日の2月5日、東京・赤坂ACTシアターで公開リハーサルが実施されました。主人公を演じる仲間由紀恵氏、山本耕史氏、生瀬勝久氏、演出を務める堤幸彦氏が囲み取材に応じてくれました。

久々の舞台出演となる仲間氏は「今はすごく緊張していて、やっと初日を迎えるのだという気持ちですね。出演者たちで舞台の稽古を重ねてきて、やっと自信を持ってみなさんに楽しんでもらえる舞台になったのではと感じています」と、現在の心境を語ってくれました。共演で真鶴と恋に落ちる薩摩藩・朝倉雅博役を演じる山本氏は、「舞台『テンペスト』は、想像もつかないような世界観が広がっています。驚きがたくさんですね」とコメント。

王族神で妖術を操り、主人公の生涯の敵となる聞得大君(きこえおおきみ)を演ずる生瀬氏も「赤坂ACTシアターは、実は初めて。だからこの劇場に負けないという気持ちで挑みたい」と熱い意気込みを聞かせてくれました。舞台演出を担当した堤氏は「生の演劇は、やっぱりすごい迫力ですよね。この舞台では、ハイテク技術も使ったりして新しい試みもたっぷりです。自分のもてる力をすべて出し切っています」と力強く話していました。

また、見どころひとつとして出演者たちが熱く語ってくれたのが、沖縄の歴史エピソードです。仲間氏は、沖縄出身者として「自分の故郷である琉球の歴史を伝えられること」と誰よりも深い思いも。山本氏は「この作品の真髄でもある琉球の歴史は、今こうして沖縄県になっていく歴史の課程もたどっていくから本当に興味深い」と語っていました。仲間氏は、10年以上習い続けているという琉球舞踊も舞台のなかで披露。「やっぱり沖縄の血なんですかね。悔しいけど、仲間さんが琉球舞踊を踊っているときの空気感がすごいんです」と、実力派の生瀬氏も仲間の琉球舞踊には脱帽の様子。主人公・真鶴と恋をする山本氏は「自分が恋をするのは、女の真鶴だけど男装したもうひとりの孫寧温が同一人物とは知らずに惹かれていくんです。同じステージにいるんだけど、自分は2人分の仲間さんを見られて、すごく得した感じですね」と笑う。そして仲間は「ただ残念なのが、この素晴らしい舞台を自分の目で見られないこと(笑)」とちょっと無念の表情。堤氏は「この生のなかにありとあらゆる“ザ・エンタテイメント”を凝縮させました。沖縄の歴史もわかってタメにもなるし、楽しさ、悲しみなどのさまざま感情を呼び覚ます内容に仕上げています」と舞台の出来映えに満足感も示していました。

最後は仲間氏から「いよいよ赤坂ACTシアターで琉球ロマネスク『テンペスト』が公開になります。琉球の歴史や堤ワールドをすばらしい役者さんとスタッフで一緒に作り上げました。ぜひ、たくさんの人に観劇していただきたいです」というメッセージを残してくれました。

いよいよ『テンペスト』は舞台も始まりました。3月まで『テンペスト』体感できる沖縄ツアーも参加者を募集中ですから、興味がある人はアクセス(http://tempest.tabihatsu.jp/)してみよう。

■舞台「琉球ロマネスク『テンペスト』」
【東京公演】
2月6日(日)〜28(月) 赤坂ACTシアター
【大阪公演】
3月5日(土)〜20日(日) 新歌舞伎座

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