井上真央が虫を食べた!? 竹野内豊が身の回りで起きた奇跡を発表

『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の初日舞台挨拶に登壇した一同
  • 『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の初日舞台挨拶に登壇した一同

太平洋戦争下のサイパン島で孤軍奮闘した実在の日本兵の姿を描いた『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』(公開中)の初日舞台挨拶が2月11日、TOHOシネマズ有楽座で行われ、出演者の竹野内豊、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、阿部サダヲ、唐沢寿明と平山秀幸監督、チェリン・グラック監督が登壇した。

雪がしんしんと降り積もるこの日、出演者は口々に「こんなに寒くて足場の悪い中、劇場にお越しくださいまして本当にありがとうございます」と、観客に感謝を述べた。阿部は本作を見た観客へ、「(今まで観ていたスクリーンの中では)焼け野原だったけど、外に出たらすごい良い所になっている。幸せを噛み締めて、雪も降っているので早めに帰った方が良い」とアドバイス。

主演の竹野内は満員の劇場を見渡し、「今日のこの日を迎えるまで、日本全国各地を巡って参りまして、これだけのたくさんの方々に迎えられて、この『太平洋の奇跡』を送り出すことができて嬉しいです」と、無事に初日を迎えられた喜びを語った。劇中で、アメリカ軍の攻撃で家族を失った民間人の少女を演じた井上は、「この作品に携わることができて光栄に思います。この真実の物語が一人でも多くの方に知ってもらえたり、当時の方々の思いを一人でも多くの方に感じてもらえたら嬉しいな」とメッセージを送った。大場隊の尾藤三郎軍曹役の岡田は、「僕はこの作品でいろんなことを学べたので、皆さんも見ていただき、少しでも何かを感じて、学んでもらって、それをいろんな人に伝えてもらえたら」と自身の思いを語った。任侠の世界に生きる男を演じた唐沢は「人の多い所に行っていただいて、『太平洋の奇跡』ってちょっと言ってもらえたら、“『太平洋の奇跡』どうしたの?”ってなるので、有難いかな」と、さらなるヒットを願った。今作のメガホンを取った平山監督は、「日本側の演出は僕。アメリカ側はチェリン監督。そして、タイのスタッフと、こういう映画の作り方っていうのは、色々トラブルや困難がありますけど、新しい体験として勉強になりました」と話し、チェリン監督は「皆さんにアメリカと日本っていうのは、やっぱり一回ケンカしているんだなと知っていただきたい」と呼びかけた。

久しぶりに共演者と再会したという唐沢は、「阿部くん、太りましたね。山田くんの足が短くなったかな。岡田くんの性格が変わって、アメ横の中田商店の店長みたい。女優陣は相変わらず綺麗で、竹ちゃん(竹野内)も爽やかです」と、共演者の変化に驚きを隠せなかったようだ。

タイトルにちなみ、身の回りで起きた奇跡を問われた竹野内は、「かなり過酷なタイのロケ地で、井上真央ちゃんが虫を食べたことが奇跡的なことだ」と暴露。すると井上は「違います!竹野内さんに食べさせられたんです」と反論すると、唐沢から「普段の会話やめてくれよ!」とすかさず突っ込みが入り、仲の良さをうかがわせた。

この日は、劇中で竹野内演じる大場隊兵士47名を演じた役者のうち、竹野内とともに2ヶ月にわたるタイロケに挑んだメンバー30名“平山30(さんまる)隊”がサプライズで登場。宣伝活動でのインタビューではいつも彼らとの過酷な撮影の苦労話や、大場栄を演じるうえで彼らの存在の大きさを語ってきた竹野内は、このサプライズに「びっくりしました。撮影は本当に大変な2ヶ月間でした。この映画は彼らの存在なくしては絶対的にできなかった作品なので、彼らには頭が上がらない」と振り返り、改めてその存在の大きさに感謝の言葉を述べた。また、本作について「今、胸がいっぱい。かつて争った両国の感情と、あの激戦の中を生きた方々の並々ならぬ思いを、たった2時間の映画の中で映し出すことは到底できることじゃない。この作品が、戦争のことを考えて、伝えてくれるきっかけになれば良い」と語った。戦争は二度と起きてはならないという、強い思いをを感じさせる、そんな舞台挨拶だった。【Movie Walker】

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