緒形直人が日・仏・伊の“海の世界遺産”の危機をリポート

水上に浮かぶ厳島神社を前に立つ緒形直人
  • 水上に浮かぶ厳島神社を前に立つ緒形直人

1993年より人と自然の共存をテーマに環境保全に取り組む“地球派宣言”を展開中の広島ホームテレビ。同局が開局40周年を記念して制作した「海の世界遺産を守りたい~安芸の宮島、モン・サン・ミッシェル、ヴェネツィア~」が、3月6日(日)午後2時よりテレビ朝日系にて放送される。俳優の緒形直人がナビゲーターを務め、危機に直面している3つの海の世界遺産の現状に迫るドキュメンタリーだ。

日本三景の一つ、宮島。ここにある厳島神社は推古天皇元年により創建されたといわれ、その後、平清盛により現在の姿の寝殿造りの杜が造られた。満潮時には水上に浮かぶ竜宮城のような美しい姿が魅力だが、海の上に建てられているため自然災害の被害を受けやすい。実は、平成に入り三度災害に遭い、修復されている。ヘリコプターで上空から宮島を調査した緒形は、山肌に浮かぶ白い筋を発見し、土石流の被害を知る。

続いて、モン・サン・ミッシェル、ヴェネツィアへ。モン・サン・ミッシェルは対岸との間に地続きの道路を造ったことで陸地化が進み、島が海に囲まれることが少なくなっているという。一方ヴェネツィアは、地盤沈下や季節風による高潮でたびたび冠水の被害に遭い、加えて地球温暖化による海面上昇が懸念されている。

「広島の宝である宮島をどうやって守っていけるのか、同じ海の世界遺産のモン・サン・ミッシェル、ヴェネツィアを見ることで何かヒントが得られるのではないかと思い番組を企画した」と話すのはプロデューサーの森田和稔氏。3つの海の世界遺産を巡り、現状を目の当たりにした緒形は「今、世界各地で地球温暖化や気候変動などが起きているが、何か僕らができることはないか。自分たちだけが良ければいいという時代は終わったと思う」とロケを振り返った。

後世に残すべき偉大なる世界遺産。私たちの身近でできる小さな事がそれらを守る大きな力につながるかもしれない。この番組を機に、自然環境の大切さを改めて考えてみるのもよさそうだ。【東京ウォーカー】

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