阪神・淡路大震災経験者の相武紗季「自然災害がどれだけ人の人生に影響を及ぼすかを考えさせられた」

『唐山大地震 想い続けた32年』のアフレコ収録に挑んだ相武紗季
  • 『唐山大地震 想い続けた32年』のアフレコ収録に挑んだ相武紗季

中国河北省唐山市でマグニチュード7.8の大地震に襲われた人々の絆を描く人間ドラマ『唐山大地震 想い続けた32年』(3月26日公開)のアフレコ収録が2月23日、都内で行われ、日本語吹替版の声優を務めた相武紗季が収録に挑んだ。

今作が実写映画の吹替初挑戦となった相武は「難しかったです。生身の人間の方が動いている姿に声を吹き込むというのは、良い経験させていただいたなと思います」と胸を張った。地震の際、瓦礫の下敷きになり、母親に見捨てられ、死体置き場で奇跡的に息を吹き返す主人公ファン・ドンを演じる相武。自身の役柄について相武は「トラウマを抱えながら、一生懸命生きている姿は、強い女性だと感じました。今回、彼女の少女時代から母になるまでの長い年月を演じさせていただいたので、すごく貴重な体験になりました」と、主人公を演じられる喜びを語った。ファン・ドンと自身を比べ、「こういう立場になって、自分がどういう行動が取れるかわからないですけど、(しっかりしている部分に)憧れます」と、尊敬の眼差しを向けた。また、自身の役の子供時代を芦田愛菜が演じていることについては、「すごいなと思います。私が子供の頃は何もできませんでした。今回、アフレコでは一緒にできなかったんですけど、(同じ作品ができて)嬉しく思います」と、小さな大女優を称えた。

本作について、「すごく迫力のある作品になっていて、地震によってばらばらになったある家族を通して、本当に大切なものって何だろうと考えさせられる作品です」と感慨深げに語った。また、アフレコオファー時を振り返り、「中盤から最後にかけて涙が止まらなくて、アフレコの練習で何度も見返していたのですが、見返す度に涙が出てきました」と思わず感情移入してしまったようだ。印象的なシーンについて、「ファン・ドンが義母と死別するシーンがあって、すごく静かなシーンなんですけど、口に出せない絆みたいなものに胸を打たれました」と明かした。

自身も子供の頃に阪神・淡路大震災を経験した相武は「他人事ではないですね。特に日本は地震が多い国。こういう自然災害がどれだけ人の人生に影響を及ぼすのか、この作品を見て改めて考えさせられました」と締めくくった。【Movie Walker】

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