アカデミー賞ワーストドレッサーは最もお洒落なアカデミー女優!

ワーストドレッサーに選ばれたのはまさかの二コール・キッドマン。話題のあのブランドだったのも影響あり?
  • ワーストドレッサーに選ばれたのはまさかの二コール・キッドマン。話題のあのブランドだったのも影響あり?

昨年のアカデミー賞では、胸に2つのバラの花をあしらったクリスチャン・ディオールのジョン・ガリアーノのファッションに身を包んだアカデミー女優シャーリーズ・セロンがワーストドレッサー賞に選ばれたが、今年は『ラビット・ホール』(今秋公開予定)で主演女優賞にノミネートされていたアカデミー女優の二コール・キッドマンが、栄えあるワーストドレッサー賞に選ばれた。米テレビE!、TMZ.COM、デイリー・メイル紙などのメディアの意見をまとめたもの。

二コールといえば、“ギリシャ神話のミューズ”のようないでたちに、文句のつけようがない完璧なファッションと称えられ、業界関係者からも崇め奉られる存在だが、そんな二コールが今年選んだのはシャーリーズと同じジョン・ガリアーノのブライダルカラーのドレス。「東洋のファッションを取り入れたオフホワイトのドレスは、時代遅れで二コールは年齢よりふけて見えた。前髪の半分をおろしたポニーテールというヘアスタイルもあまりにカジュアルで、レッドカーペットにはふさわしくない」という意見が多かった。どうやらこのドレスは、娘のサンディ・ローズが選んでくれたようだが、ガリアーノといえば、最近、反ユダヤ的差別発言をしてディオールから解雇され、またナタリー・ポートマンからも絶縁されたばかりの悪い意味での時の人。彼のドレスを選んだことが、バッドラックにつながったのかもしれない。

二コールと並んでダントツに評判が悪かったのが、同じくアカデミー女優のケイト・ブランシェット。クールで知的なイメージのあるブランシェットは、今回、ジバンシィ オートクチュールのエレガントなラベンダーカラーのエレガントなドレスを選んだが、「颯爽としたショートカットに整った顔立ちのブランシェットが、よだれかけをかけているようなドレスを身に着けている様子は誰よりもコミカルだった」と酷評されている。

また、ゴールデングローブ賞でもワーストドレッサーに選ばれたミシェル・ウィリアムズが今回もランク入り。髪の毛を金髪に染め上げ、シャネルのカール・ラガーフェルドのヌードカラーのレースのドレスに身を包んだミシェルのドレスは、「カールのデザインを批判したくはないが、上半身のレースの縫製は、まるで不慮の事故で引き裂かれたみたいだ」とコメントされているほか、助演女優賞を受賞したメリッサ・レオのマーク・バウワーの白とシルバーのドレスについては、「シルバーのホイルを使った包装紙のようなファッション。Tシャツのような半そでに立ち襟というデザインも、晴れの舞台にはふさわしくない」と、評判が悪かった。

他にはマリサ・トメイが着ていたLily et Cieのチャールズ・ジェイムスの1950年ものヴィンテージドレスについては、お腹のでっぱりが目だち、「まるで素人が急いで裁縫したような仕上がりのうえに、髪型もまるで普段のまま」。スカーレット・ヨハンソンが着ていたワインレッドのドルチェ&ガッバーナのレースのドレスについては、「黒い下着とブラが透けて見えているようなデザインは最悪。ゴールデングローブ賞ではドライヤー途中のような髪型だったが、今回は切りたての髪にちょっとウェーブをきかせただけのまるで普段のヘアスタイルで、すぐにスタイリストを解雇すべきだ!」という意見も出るほど不評だった。

ちなみにゴールデングローブ賞で片方ずつ違う色の靴を履いて登場し、アカデミー賞のファッションに期待がかかっていたヘレナ・ボナム=カーターが今回着ていたのは、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のコスチュームを手がけたコリーン・アトウッドの極めてまともな黒のドレスで、「前回とは比べものにならないほどの進歩が見られるが、レッドカーペットで黒いサングラスをかけたり、『英国王のスピーチ』を応援するためにふくらはぎにイギリスの国旗をつけるなど、相変わらずレッドカーペットにはふさわしくないファッション」と話題をさらった。

最後に授賞式のホストを務め、今年誰よりも目立っていたアン・ハサウェイだが、授賞式の最中に身に着けていた8着のドレスはなかなか評判が良かったにもかかわらず、レッドカーペットを歩いたヴァレンチノの赤のヴィンテージについては、「肩紐がなく、胸から上が完全に露出してアンバランス。腰から下にバラのついたボリュームのあるデザインのドレスは、まるで寝具かカーテンの一部をくっつけたようで、見ていて痛々しい」と批判されており、今年もまた、一流の専属デザイナーがついたファッションアイコンといわれるセレブたちが、演技を競う晴れの舞台に似合わないドレスを着せられて、専門家たちから容赦のない手厳しい審判を下された。【NY在住/JUNKO】

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