2011年アニメ界最大の衝撃作「魔法少女まどか☆マギカ」って知ってる!?

どこにでもいる平凡な中学生の鹿目まどか。キュゥべえは「最強の魔法少女になれる存在だ」と言うが
  • どこにでもいる平凡な中学生の鹿目まどか。キュゥべえは「最強の魔法少女になれる存在だ」と言うが

4月になると新学期がスタートし、それと同時にアニメ作品も新番組が次々とスタートする。そんななか、1月期にスタートし、今もなお大きな反響を呼んでいるアニメ作品がある。それが4月27日(水)にDVD&Blu-ray第1巻が発売となる「魔法少女まどか☆マギカ」だ。

「ひだまりスケッチ」の蒼樹うめがキャラクター原案を手がけたキュートなキャラクターたちが登場する魔法少女もの。最初は誰もがそう思っていたが、「さよなら絶望先生」「荒川アンダー ザ ブリッジ」などのアニメ版を手がけた鬼才・新房昭之が監督を、そして主にアダルトゲームをリリースするゲームメーカー、ニトロプラスのシナリオライターである虚淵玄がシリーズ構成、脚本を手がけたのだから、一筋縄ではいかなかった。

妖精の力を借りて美少女戦士に変身する「プリキュア」のように、謎の生物キュゥべえと契約して魔法少女となった中学生が、魔女と呼ばれる謎の敵と対決するというのが大筋。だが、最初こそ主人公とその家族や普遍的な学園生活が描かれていたものの、物語は次第にダークなムードを色濃くし、キュゥべえが魔法少女を必要とする理由や魔法少女の存在そのものの秘密が明らかになっていく。さらに物語の終盤になっても主人公の鹿目まどかは魔法少女に変身せず、仲間たちは魔女との戦いで次々と絶命していく。そんな誰も予想できなかった意外性のあるストーリーが視聴者の興味をひいたのだ。

死生観を問うかのようなダークな物語はもちろん、そんな世界観をより個性的なものにしているのが、まるで悪夢のようなビジュアルでつづられる魔法少女と魔女とのバトルシーン、重厚な劇中音楽だ。前者は「さよなら絶望先生」で新房昭之監督とも仕事をしているふたり組の作家ユニット、劇団イヌカレーが手がけたもので、魔法少女たちも不気味がるようなシュルレアリスム的な世界を構築している。後者は「空の境界」をはじめとしたアニメ作品だけでなく、『アキレスと亀』(08)など実写作品の音楽も手がける梶浦由記によるもので、彼女がプロデュースする女性ボーカルユニット、Kalafina(カラフィナ)によるエンディング曲も印象的だ。

人気コミックやライトノベルを原作にした作品がほとんどというなか、オリジナル作でありながらこれだけのものが作れるのだということを証明し、改めて日本アニメの底力を見せつけた近年稀に見る衝撃作といっても過言ではないだろう。東日本大震災の影響で放送は10話で打ち切りとなってしまったが、ツイッターの公式アカウントによると未放送話を近々放送できるように調整中とのことだ。未見の人はまず第1巻のDVD&Blu-rayをチェックしてほしい。【トライワークス】

■魔法少女まどか☆マギカ第1巻
発売:4月27日(水)
価格:完全生産限定版Blu-ray7,350円、完全生産限定版DVD6,300円、通常版DVD5,250円
発売・販売元:アニプレックス

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